さめざめと泣く
土曜日、夫がお休みのため、日頃時短の私は会社で残業。
21時過ぎ、やっと帰れると駅のホームで電車を待っていると『娘、頭が痛いと言うから熱を測ると38.6』とのライン。なんと⁉︎
明日の日曜はお休みとはいえ、会社は稼働日だから、何かに備えてパソコンはリュックに背負っているものの、月曜日にやらなくてはならない仕事の資料は持っていない。
とはいえ、職場に戻る気にもならない。
とりあえず、家に帰る。
帰ると娘は寝ていた。夜中、目を覚ましたので、熱を測ると39.6。さらに上がっている。
夜間相談に電話して、以前にもらった薬を飲むべきかと問うと、看護師なので名言できないとのこと。そうだよね。
日曜も診察してくれる小児科にネットで予約しようとすると、最短でも月曜日の20時半。
迷っている間に娘は寝てしまう。寝るのが一番の薬!そう信じて、私も寝る。
朝起きると、まだ39度台。
『火曜日の持久走大会はお休みだね』と伝えると、娘がさめざめと泣いた。ほんと静かにポロポロと涙を流す。これが文字通りのさめざめと泣くなのかもと冷静に思う私と泣くという行為に動揺する私。
とっさに、『頭痛い?』と聞くと
『持久走出たかった…』
知ってるよ。口ではやだー!さいあくー!と言いつつ、去年は28位だったのが、試走で13位になり、喜んでること。友達と練習していること。密かに順位アップを狙っていること。
『休むと来年はスタートが最後になるの。』
そっか、そっか、今は前の方でスタートが切れてたのね。
『例外はないの。10位だった子も一度休むと次の年は最後なの』
『大丈夫、来年は距離も伸びるから、〇〇(娘)なら抜かせるよ。距離が長い分、抜かせる時間ができるからさ』
と慰める。
ちゃんと伝わったかどうかはわからなかったけど、とりあえず泣き止み、また眠った。
結局、日曜の夜に予約なしでクリニックにかかると、インフルAとのこと。
40度以上熱が上がったり、味覚障害が起きたりと色々あったけど、今はもう元気です。
持久走、来年頑張ってね。