【論考:経済】これからの時代は財産ではなく資産です。──物価上昇の原因はどこにある?──
──『非課税TV~Everyday~♪』──
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タイトルから書いています。
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2023年12月22日(金)。21時42分。明日は休みの日。
こんにちは。井上和音です。
昨日が遅くまで起きていたので、睡眠サイクルが狂ってこの時間に書いています。
思い付きました! という感じですね。何がという感じですが。
ツイッターを見てみましょう。
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「12月の手取
給与:88,789円
障害基礎年金2級:132,500円
年金生活者支援給付金:10,280円
賞与:118,865円
計:350,524円」
「20代の障害基礎年金もらうレベルの統合失調症で九州ド田舎実家暮らしでも、手取りで30万超えることが実証できたから、統合失調症に成たてで絶望してる若い人に、少しでも希望を与えられていたら嬉しいです。」
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はい。2個目はいらないかもしれません。
はい。予告通り、12月の手取りが30万円を超えていましたね。よかったよかったと思いつつも、特にいいねも付きませんでした。30手前の男が賞与付きの手取りが35万円程度では駄目だという反応か、もしくは「この人マウント取ってない?」と思われての反応か。
まあ。現実として35万円でしたね。
「こんにちは。年賀らせです。思い付いたことってそれじゃないでしょ。まあ。それは思い付きの一端にはなったのかもしれませんが。
円安の話です。円が安くなっているという話です。何に対してかと言うと、物に対して円が安くなっているという話です。ドルに対してではありません。もしかしたら円だけじゃなくて、世界中の金、財産に対しての物に対する値段が安くなっているという話です。
簡単に言えば、『当時の値段に換算して~』とかよく言われるあの現象が、今、まさに、この2022-2023~で起こっているのではないかという話です。
親近者に言ってみて、『そんな短期間で円の価値が変わるわけないだろ』と一発否定されてしまい自信を無くしていましたが、もう言ったほうがいいですね。遅いくらいですが。
円に対して物価が上がっています。歴史的に見ても高過ぎて、かつ安定的に上がり続けています。
『エネルギー価格の高騰の要因としてロシアとウクライナ情勢が~』とか言っていたNHKはロシアを悪者にしたいだけで、原因はロシアだけじゃないんですよ。ロシアも一因かもしれませんが、円が安くなっているんです。円の価値が下がっているのです。あらゆる、財産で取引されるあらゆる物に対して。
エネルギーも、食料品も、物価も、プラスチックも、何もかもが上がっているのです。
世界的にはもう既に上がっていて、その分、値段も上がっているので日本だけがなんとか取り残されている状態なのですが、簡単に言えば物の価値がどんどん上がっていきます。
日本は低金利政策を続けているので、これから先もずっと。ぐっと物価が上がるのではなくて、徐々に徐々に真綿で首を締めるように知らぬ間に。
井上さんが30万円を超えたところで、物価の変動率のほうが高くなります。もっともっと高くなります。物価──人間が生きていくうえで欠かせないエネルギーや食料品などが上がると何が起きるのか。奢侈品の値段が下がるのです。要らないけれど、持っていたらステータスになるもの。例えばポケモンカード等のトレーディングカード。例えばロレックス等の腕時計。わざわざ高くする必要性も無いのに急激に価値を上げたものを奢侈品として扱います。
ポケモンカードの値段は下がり続けています。ロレックスの値段も下がっています。奢侈品にお金を回す余裕が無くなってしまったからです。最低限生活に必要な物価の値段が上がり続けてしまっているからです。
じゃあ、何で物価の値段が上がったのか。NHKnews7で毎月の前年比の消費者物価指数の上昇率が当たり前のようにプラスの月が続いています。
これはロシアだけではないです。私が考えるにインターネットとスマートフォンの普及。それに伴う個人で物を売ることが簡単になったこと。フリマアプリの登場です。スマホとインターネットさえあれば、誰でも簡単にお金を手に入れることが出来るようになった世の中が、2023年の現在の世の中なのです。
法的にやっていいか分かりませんが、やろうと思えば小学生でも出来るのです。安く買って高く売る。ただそれだけのこと。古物営業法とか法律を除いての個人経済だけに絞って話をしています。
例えば。いらなくなった服は捨てていましたが、今ではフリマアプリで安く売るのが普通でしょう。はい。お金が手に入りました。そのお金は何に使うかと言うと、生活必需品に使われるのがまず先です。電気代を払えないのにポケモンカードを買う馬鹿はいません。ご飯を食べてその余裕で奢侈品は買うでしょう。
ところが。大前提のお金が簡単に手に入っている今の世の中。お金の価値が下がるのは分かりますか。ロシアがエネルギー輸出規制を掛けているからとか国家の問題じゃないんですよ。全地球の、スマホを持っている人類の生活スタイルそのものが、簡単にお金の入る時代にすっかり入れ替わったのです。
これが全ての要因とは口が裂けても言えませんが、スマホで需要に応じてダイレクトに物を売ることが出来るようになった人類の生活スタイルの変化。これはマクロ経済に大きな影響を及ぼしていると考えています。
つまり。フリマアプリ等が無かった時代よりも簡単にお金が手に入るようになった全人類の2023年。お金の価値が下がり、物の値段が上がった。物の値段が上がったのではなくて、お金の価値がだだ下がりしてしまったのですね。だから物価が上がったのです。
それに合わせるようにして、欧米では金融政策の緩和を相次いで打ち出して、市場にお金が流れるように仕向けたのです。当然です。お金の流れが小さくなれば物価だけが上がっていき、賃金低いのにご飯が買えない。命に関わるレベルの貧困層が急激に膨れ上がってしまいます。
そこでお金の循環がよくなるようにと、その結果として欧米では日本ではあり得ない程の賃金でみなさん働いているわけです。『日本は安いねえ』と言われるのは、日本のゼロ金利政策を引き継いでの慎重な金融緩和政策を敷いているから、まだ物価が上がりきらずに真綿で首を締める状態にいるからなのです。
先ほども言った通りに、物価上昇の原因はロシアだけはないし、むしろロシアの影響は小さいでしょう。ロシアの軍事侵攻があろうが無かろうが、ウクライナ情勢にスポットが当たる前から物価の上昇は始まっていました。
原因はスマホですね。誰でも小学生でも個人事業主になれる時代です。『川辺で拾った美しい石』を500円くらいで売ることの出来る時代です。『砂浜に落ちていた貝殻セット』を海のない県に住んでいる人に1000円くらいで売れる時代です。そうやって、何でもかんでも商品としての価値が付く時代。あらゆる物に値札が付けられている時代。周りを見渡してみてくださいよ。ペン立てに入っている鉛筆だって売れる時代に入ってしまったのです。今までだったらゴミ箱にポイで無価値だったものが、全ての物にお金の値札が付いてしまった時代なのです。
そりゃあ。お金の価値が下がるのは明白ですね。これからはお金持ちではなくて、物持ちというか、お金持ちではなくて資産持ちの人間のほうが有利に働く、新しいタイプの資本主義経済がやってくるでしょう。今は変動の時期なので奢侈品はだだ下がりを続けていますが、これから先は、『今しか買えない物(時間的制約)。ここでしか買えない物(空間的制約)。欲しいけれどあなたには買えない物(需要的制約)』これら3つを考えながら、何を将来の資産として残しておくかを考える時代に入ってきたのだと思います。
これから先は、あらゆる物に値段が付いて物価上昇の波は止まらないと予測します。原因は書きましたが、スマートフォンの普及率と誰でも出品者になれる経済システムの変化ですね。一因に過ぎないかもしれませんが、今のうちに狙って資産を保有し続けることをおススメします。
現金の価値は下がります。『当時の値段では~』という時代にいることを認識しましょう。ただし物は大事にしているほど価値は上がっていきます。預金に頼るだけの生活は見直したほうがいいのかもしれませんね。
責任は取れませんけれどね! らせでした!」