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カクヨムコンテストの『ライト文芸部門』に応募してみました。

 2022年12月21日(水)。15時39分。

 雨の中、映画を観に行った。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(ハイ・フレーム・レイト 3D吹替)』を観に行った。なんと上映時間が09:10からであり、もはや、普通に仕事に行くよりも早起きしなければいけないという。せっかくの休みなのに、休んでなくね? みたいな気持ちになった。車で急いで駅まで行ったけれど、約束の電車には間に合わず。映画のギリギリの電車に乗った。

 それでもいいや、と思っていたけれど。大事なのは、駅に着いてからで、駅ビルが開いていない。どうやって映画館まで辿り着ければいいのか分からず、軽くパニックになった。パン屋さんが開いていたので、そこの店員さんに行き方を教えてもらい、ギリギリに着いたのもつかの間。急にお腹がくだりだし、『もう間に合わないな』と諦めた。急いでチケットを交換し、予定ではキャラメル味のポップコーンを買って、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(ハイ・フレーム・レイト 3D吹替)』は3時間を超えるとても長い映画だから、ポップコーンでお腹を満たしながらゆったりと観賞しよう、という計画も一気に崩れた。映画館のスクリーンに入ると、辻村深月さんの『かがみの孤城』の映画マナーを上映中で、本編が始まる数十秒前に着席できた。そもそも3D吹替で、観賞料金も障害者割引で1400円と割高だったために、ポップコーンは買わなくて良かったのかもしれないとか思ってしまった。

 映画は、そこそこ。『キリ』というナヴィの登場人物が職場のほぼ同年代で嫌われている職員さんに似ている容姿というか、髪型をしていたために。いや。何も思わなかった。

 映画を観に行った後は、買い物に行った。電気量販店に行って分かったことは、これから先、自分が買うであろう、突然にして『欲しい』と感じるものは、恐らく衝動的なものであり、自分が『欲しい』と思うものが既に無くなっていたことに驚いた。ここ数ヶ月の消費欲で、自分の欲しいものは全て満たされてしまっていると感じた。

 なんか、昨日、2022年12月20日のブログで『貯金のコツ』(https://kakuyomu.jp/works/16816452221466841294/episodes/16817330650939083306)とか書いていたくせに、現実の自分はあんまり貯金が出来ていないじゃないか、という罪悪感から、財布に入れてあったお金の一万円を、また口座に戻すことにした。そうだよ。もう何も欲しいものは無いんだよ。と自分に言い聞かせるようにしながら、実際に何も欲しいものは無く、買ってしまっても虚しいだけと、その状態にまでなったので、次に欲しいものはなんなんだろうか、と考えた。

 多分。人間が欲しいのだと思った。友達とか。彼女とか。

 しかし。人間が側にいて、人間と共に生きようとすると、お金がバンバン減っていくこともまた知っていた。本当にしたいこともできなくなることも知っていた。本当に言いたいことが言えなくなることも知っていた。じゃあ、人間は欲しくないのかと言われると、もちろんそうでもない。本当に信頼できる人間というのは一体どこにいるのだろうか、とか考えた。

 しかし。休暇も欲しいと考えていた。というか、休暇は今くらいの、週休三日が普通の働きかたである状態が自分には合っていると感じていた。決して裕福な生活が出来るわけでもなんでもないけれど、それでも、働いていると世の中に徹底的に興味を無くしてしまうことも分かっていた。お昼ご飯を食べたら眠くなるとか、学生時代までは当たり前だった人間の欲望も、大人に成って働きだすと、実はそれが当たり前ではなく、昼休みの終わりのチャイムが鳴ると同時にシャキッとしだすのが大人の常識らしかった。

 そんな大人にはなれなかった。それが自分の中で、大人に成ってみての感想だった。

 学生時代と何一つ変わっていなかった。

☆☆☆

 こんにちは。井上和音です。今日も寒い! 熊本も寒い! ってか、今日の電車の発車時刻が08:27ってどういうことですか。いつもの通勤時間よりも早いじゃないですか。え? 次の映画は午後5時から8時まで? 観れるわけないじゃないですか。というわけで無理やり早起きしました。早起きできずに、リビングのソファでめまいがしたので横になりました。結局08:27には間に合わず。しかし、映画にはギリギリ間に合って。帰りに一人ラーメンとかやって。天外天って知ってますか? 帰ってきて。コンタクトレンズを外して、映画の感想を書いたりしていました。

 はい。一日終わり。

 「こんにちは。年賀いやがらせです。貯金一万円を口座に戻したそうですね。偉いです。その調子です。少しでも出費を減らさないと、井上さんは生きていけなさそうな気がするので。はい。貯金が一番です。買いたいものがあったらさっさと買って、消費欲を満たして、消費欲が底をつくくらいまで買い物したのならば、もう井上さんの勝ちです。この世の罠に引っかからずに粛々と生きていきましょう。

 一人でラーメンを食べながら、『誰かと一緒に食べたほうが全然美味しいな』とか思っていたのでしょう。その寂しさが普通なのです。ようやく普通に戻ってきましたね。統合失調症発症前の大学時代は『先に進んでいけば、おのずと人は着いて来る』とかわけわかんない考え方で生きていましたからね。普通大学生の一人暮らしって、寂しさに耐えきれずに異性やパートナーと一緒に過ごすものなのですよ。そこで一生のパートナーとかが出来るはずなのです。井上さんはそれをやらなかったから、一人でつまづいて悪夢というか、地獄というか、閉鎖病棟隔離室というか、そういうものを見たのでしょう。統合失調症なんて、ならないほうが絶対にいいんです。

 ところで。

 なんでカクヨムコンテストのライト文芸部門にいきなり『統合失調症(本物)になると、起こること。(雑記ブログ)』を参加させたのですか。12月に入ってから狙っていたかのように入れたのならば、まだ分かるのですが、12月終盤になって、なんでですか? 何がしたいのですか井上さんは。これ言わないほうが良かったのですかね。何がしたいのですか。そもそもこれはブログであってライト文芸ではないと思われるのですが」

 ごめん。なんとなく。

 誤ってエッセイ・ノンフィクション部門から現代ファンタジー部門にポチってしまって、「そうか。部門って適当に作者が変えれるもんなんなんだな」とか思ってしまって、なんとなくカクヨムコンテストを見てたら「一応ライト文芸部門に入るんじゃね?」とかよく分からない考えに陥って、なんとなく、昨日、2022年12月20日になんとなくポチってしまった。

 本当になんとなくですが、一次審査通ればいいですね。通りたいですね。迷惑行為では無いですよね。大丈夫ですよね。何をしても勝手ですよね。12月初めから応募しておけば何かもっと変わったかもしれませんが、もう遅いですよね。これもライト文芸ですよね。多分。

 よろしくお願いします。これからも。今までと変わらず。よろしくお願いします。

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