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【論考】投票率を上げるために若者の選挙意識を高めすぎると、かつての学生運動のようなことが起こるのではないか?

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 私は一市民であり、特定の人物、団体、組織を誹謗中傷する意図は全く無いことをここに記しておきます。また、一市民の論考程度にこの記事をお読みください。
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 【論考】の前にちょっと個人的なことの補足。
  前にこんなことをツイートしました。
  「普通に行くと、カクヨムの最近の記事がnoteに移るのは今のところ180日後でした。」

 「統合失調症のブログにサッカー日本代表のスタメンの希望をタイトルに書いて中身がただの日記なのなんかおかしいけど今日も更新できたし偉い」

 そしてその記事です。『日本代表は、南野選手のワントップ、三笘選手が左、伊東選手が右、トップ下に鎌田選手、ボランチが田中選手、遠藤選手でワールドカップに挑んでほしい』(https://kakuyomu.jp/works/16816452221466841294/episodes/16817139555652809255)

 そう。難しいことは考えずに、この記事がnoteに上がるのは毎日一投稿していくと決めているので、サッカーワールドカップカタール大会のフォーメーションをお願いするタイトルの記事が出るのは180日後。12月。ワールドカップカタール大会は11月に開催。単純計算でワールドカップが終わった後に『日本代表は、南野選手のワントップ、三笘選手が左、伊東選手が右、トップ下に鎌田選手、ボランチが田中選手、遠藤選手でワールドカップに挑んでほしい』とnoteに上がっていくのです。

 既に終わった後に、機械的に上がっていくだけ。終わっとるやん。

 と、お風呂に入って気が付いたので、10月の最後の国際親善試合あたりでイレギュラーとして先にあげようかな、と思いました。何も考えていなかったら危なかった。この6選手、誰もケガとかしないでほしいです。

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 やっと【論考】に入ります。2022年6月15日の「クローズアップ現代」ですね。若者の投票率をいかに上げるか、という話題で山形県のある町で「少年議会」というものがありました。その「少年議会」では、なんと予算枠45万円で、少年議会で決まった政策が、本当にその町で政策が実現されるという物凄い取り組みでした。通学路に蛍光灯が付いたり、他にも色々あったような気がします。

 その番組の中で昔の総務省の何かに「少年、青年においてはむしろ政治的な関心を与えない方が良い」といった記事がありました。番組では取り上げられませんでしたが、おそらく学生運動で日本が混乱してしまったことを背景として、そのような文言が創られたのだと思われます。

 若いうちから、「自分達で話し合って、多数決で決められたことは正しい」「私たちは政治を変えることができる」と確信を持ってしまうことで、政治の岐路に日本が立たされた時に「その政治は間違っている! 私たちが止めるんだ!」とかつての安保闘争など、選択の時の政治に「自分たちが絶対に正しい!」と考えてしまう青年がたくさん生まれてしまうのではないか、と危機感を持ってクローズアップ現代を観ていました。

 若いうちは、私の場合はですが思い通りにならないことが多すぎて、重要な政策や国会答弁を見ていても「私とは関係のない世界で生きてらっしゃる方々が、色んなことを決めていくのだ。たとえ誰から見ても間違っている道を選択したとしても」とそんなふうに考えていました。

 そして、今でもそうで、仕事の上でも上司によって言うことが違ったり、新参者の若手には指導するのが当たり前で、若手の意見など聞いてくれないのが、私が所属している組織の普通の姿です。大学生時代は自由に生きていましたが、社会人になり「追従」していくことが、現場の混乱を招かない方法だと思いました。だから、賃金が低くとも辞めずに続けることができています。間違っていることは間違っていると言うのは勝手ですが、それを集団で行い、手順を踏まずに自由な学生時代に「学生運動」として行動するのは国全体を混乱させてしまう事件に発展してしまうのではないのかな、と思いました。

 私は政治に詳しくありませんが、若いうちに「論理的なら、多数決なら、必ず私たちの行動は正しいんだ」と確信を持つことは、少し危ういような気がしました。

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