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永遠の孤独の果てにあるのは永遠の読書のみ

 2023年1月29日(日)。11時26分。

 はい。こんにちは。井上和音です。

 ミクロ経済学を3ページほど読みました。どうやら書くことは好きというか、慣れてしまったけれど、読むことに関してはまだまだ修行が足りないというか。覚えることが苦手ということなのか。それとも、ただ読書をしていることそれ自体が習慣になっていないから苦痛に感じるのか、分かりませんが、3ページほどで読むのをやめて、ごろんと横になっていました。

 なんとなく、誰かと会話がしたいなあ、と思って。ツイッターのスペースを開いて「勉強をしたほうがいいのか(会話を求めます)」とスペースを開いたけれど、誰も来てくれませんでした。初対面の人と会話をしたくないのでしょうか。私がおかしいのかもしれません。人間関係の感覚がおかしいのかもしれません。

 というわけで、LINEにいる友達に一人一人に電話をかけてみましたが、誰からも返答は来ませんでした。

 もう一度、ツイッターのスペースを開いてみましたが、誰からも会話に参加するリクエストのようなものは来ませんでした。

 ごろごろと横になっているうちに、徐々に不安になってきました。「今、私に構ってくれる人って誰もいないじゃん」と本気の孤独に気が付いてしまいました。

 構うというか、気にするというか。

 もう学生では無いので、古い友人だった人間はもう見捨てられたのかなとか思いました。

 「本当の孤独に気付いたんだろ?」みたいな歌詞が延々と頭の中に流れ続け。

 まあ、LINEで電話してみたのは「自分が緊急性で誰かに連絡をしなければいけない時に、果たしてどれだけの人が助けてくれるだろうか」という、ちょっといかんとは思いますが、実験のような気持で電話してみました。

 結果。0人。誰も助けてなんてくれないことを身に染みて感じました。

 本当の孤独ですね。前もって電話の約束とかしていない限り、誰も電話に出てくれないことを確認しました。

 神さまから言わせてもらえば「勝手に勉強でもすれば」ということなんでしょうか。

 もうダメだなと強く思いました。ダメです。人間の間で生きていくことが出来ないと感じました。大半の人は優しくもなく、特に話したところで利益も出ない人間に対しては大きく距離を取るのかなと思いました。

 もうダメですよこれは。統合失調症は関係ないと思いますが。人生の総体として「あ。もうダメだ」という気持ちが強くなっていきました。

 「人が生きる意味って、人と何かを共有しながら生きていくのが生きる意味なんじゃないの」みたいな、根本的な土台のようなものに自分は参加することが出来ないのだと強く思ってしまいました。

 親以外の人と話すことが出来ないって、もうこれダメじゃん。

 寂しさを募らせて、犯罪行為とかに結びつきそうで怖いですね。犯罪はいけませんが、一体自分が何をしてこんな風な孤独の果てに追い込まれてしまったのか。とんと見当も付かぬ。みたいに、今は軽く考えていますが、そのうちマジでヤバいんじゃないのとか思ってしまいました。

 なんで私ってこんな嫌われるのかい? と思うのですが、ブログがいけないのですかね。消しませんよ。消しません。それとも神さまが「誰かとだべるぐらいならば勉強でもしなさい」とレールでも敷いてくれているのでしょうか。

 あれですね。『マギ』に出てくる、マギとウーゴくんが知らない部屋の中に閉じ込められて延々と本を読んで、この世のことを知るような描写がありますが、あんな感じなのですか。

 小学生くらいなら良いのですが。私はもうアラサーですよ。20代のアラサーですよ。人生で一番働いて、人間関係を構築していく時期とちゃいますか? とか思うのですが。普通の人生を送れていないことは確かです。もう既に。

 しかし、この孤独感が永遠に続くとか考えると。そりゃ、統合失調症とか関係なく心理的に壊れるでしょう。来年度は無職かパートタイマーで決定なので、人間関係の構築とか、新しい人間関係の構築とか、恐らく出来ないことは容易に想像できますね。

 本を読むしかないのかい? と思ってしまいますが。本当に本を読むか、文章を書くか、それ以外に自分の孤独や困難を癒す道が無くなっているように思われます。

 「本は会話だ」という人もいますが、普通に考えて読書というのは「洗脳」です。だから、もしもこれから先、本当に本を読むことが習慣になっていったとしたら、「洗脳」されないように、常に準備しておくことが大切になります。自分の頭で考えなくなった上での読書というものは非常に危険な状態に陥ります。なぜか人間は、著者の顔が見えないからか、本を読んでいる自分に酔っているからか分かりませんが、本を出している方のことを、本を読んでいる最中は無条件で尊敬してしまう謎の心理傾向があります。それだけは。それだけはどうか、自分も気を付けていきたいと思いますが。統合失調症なんですよね私は。

 統合失調症の方の多くは、読書に狂う方が大勢いるように思われますが(なぜなのかは分かりません)、大半の読書に狂っている方は、読んだ量とか努力とかで自分が頭が良いと勘違いしてしまう傾向が多いです。「これだけ読んだのだから、小説投稿サイトに読書量を生かして、誰もが尊敬する作家になれるだろう」みたいな気持ちで小説投稿サイトに小説を投稿しても、鳴かず飛ばず。「異世界小説」や「悪役令嬢」といった小説に、全く勝てず、自分が積み重ねてきた読書量や、庶民が自分に着いて来ることが出来ていないだけ、とか勝手に思い込みます。そうなると、かなり苦しい人生が待っています。

 読書もいいけれど。ほどほどに。くらいの匙加減で、読書をまずは習慣化し、それでもって自分は頭が良くないと自分に散々言い聞かせながら、更に言えば「作家で成功することなど無い」と散々に言い聞かせながら、少しずつ読書を習慣化出来たらいいのかなと思います。

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井上和音@統合失調症・発達障害ブロガー
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