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【歌評】Hello Mr.my yesterday / Hundred Percent Free / 2010年 / 作詞 Tack/Ko-KI/L(R)UCCA
──『朝がやって来るたび僕が僕で 良かったと誇れるそんな日まで
両の手離さずに信じてほしい すれ違う僕等は何処へ行くの?』──
☆☆☆
引用部分には『』が付いています。著作権侵害にならないように慎重に書いていきます。
☆☆☆
【歌評】だからといって、その歌のことだけを語るのも何か忍びない。というわけで今の感想も踏まえて自由にやっていこうと決心した。
月曜日の夜なのに全く疲れを感じない。夢中になったらどこまでもやってしまうのが統合失調症ないしは発達障害の良くない面だと思う。そうやって、元気が有り余っている時に、お風呂場において一人で未来のこと、今のことを想像すると、Hello Mr.my yesterdayのことを思い出す。特に最初に引用したフレーズだ。
『朝がやって来るたび僕が僕で 良かったと誇れるそんな日まで』
Hello Mr.my yesterdayは簡単に言えば、夢を追いかけるかそれとも夢を捨て去るか、その両際に挟まれ苦悩している歌である。初めはコナンのエンディングで出会った曲だが、今でも大事にウォークマンの中に入っている。また、Hello Mr.my yesterdayは、夢を見始めた過去と、夢を捨てたかそれとも夢を続けたかの未来を両天秤にかけて歌いつくした歌である。そしてHello Mr.my yesterdayには夢を捨てた方がいいのか、夢を持ち続けた方がいいのか、《《結論》》のある歌としてもなかなか珍しい歌だと思う。苦悩する歌は大抵わずかばかりの希望を拾うなどして、結局は苦悩のなかを歌い続けるのが多いが、Hello Mr.my yesterdayは、はっきりとした結論を歌い述べる。どんな結論かは、聴いてみてのお楽しみとしておこう。
失礼ながら、これは真に失礼ながらHundred Percent Freeの中で、今でもウォークマンの中で聞き続けている曲はHello Mr.my yesterdayだけである。私は、バンドを応援するタイプではなく、「好きだ」と思える《《曲だけ》》を聞き続けるタイプである。そして、これも真に失礼かもしれないがHundred Percent Freeにおいて、他の曲が有名になった、というのを私は知らない。だからこそHello Mr.my yesterdayが好きだとも言える。正直、ヒット作ばかりの人が歌う曲より、ヒット作の少ない人が歌う曲のほうが、魂がその曲に集中しているような感じがして好きになるのだ。
今でもウォークマンで聴いている。
『朝がやって来るたび僕が僕で 良かったと誇れるそんな日まで』という歌詞は一生忘れず口ずさみ続けるだろうと思われる。
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