ネット出版業界の裏側を知っているのに、異世界系小説に挑戦しようとした自分が恥ずかしくなった。
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タイトルは決めていません。
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「なんで異世界小説なんて書こうと思ったのですか? まあ、統合失調症になる前の、本当の本当のカクヨムに登録したときのことを思って書いたのだと思いますが。『小説家になって暮らしたい』。そのために資産のないあなたは、これで食っていくしかないと思い込み小説家を志そうとしたのですが。正直言ってたいして面白くないし、あなたらしくもない。また、ゲスト出演とかで私を出すのですか? 私はコブタという名称で出る予定らしいですけど。結局出ずに終わりそうですね。あ、実は出ているのですが。はっきり言って恥ずかしいです。あなたが異世界系小説を書いたことが。恥ずかしいと思っているのでしょう? あなたも」
恥ずかしかった。
というか、私にはやっぱり無理だ。
ゴールデンウィークの休みボケで突然始めてしまった、くらいに思っていてほしい。
こうやって、体裁を整えずに、ただブログを書くくらいがちょうどいい。
生産的な自分になろうとして、つい異世界系小説を書いてしまった。本当にレッドオーシャンの場所だというのに。
本当にゴールデンウィークを挟んで、自由すぎたのだと思う。
あと、やることなすこと全てお金に直結したいと考えてしまった自分も馬鹿だった。
恥ずかしい。恥ずかしすぎる。異世界系小説はたいして好きでもなく、真面目に読んだことも無く、なんならドラゴンクエストみたいな異世界風のゲームだってしたことがない。てんで素人だ。
何で、書いちゃったのだろう。『5分で読書』イベントに参加するための小説を書いていたほうがまだマシだったように思える。
出版業界の裏側なんて嫌なほど見てきたというのに。
「過去にカクヨムコンテストのSF部門で大賞を取ってないのに書籍化された本がありましたよね。『スプレッドシート……』とかなんとか。その本をたまたま書店で見つけて読んでみたら。なんと作者は株式会社はてなの従業員でした。内容はともかくとして、結局、裏、なんてものは腐るほどあるわけですよ。それが現実の世界です」
カクヨムコンテストのみならず、☆評価が異常に高い作品は、全て裏で何かと繋がっているように思えてならない。
例えば、そういう風に従業員ではなくとも、友人に☆評価を強要したり、色々行われていても、なんの不思議もない気がする。
私は馬鹿なので告白すると、『Last man on the Earth.』(https://kakuyomu.jp/works/16816452221466841294/episodes/16816927861326220345)(https://note.com/inouekazune/n/n2a2dfe5bcbc8)をカクヨムコンテストに出した時、一回だけ友人に☆評価を付けることをお願いしたことがある。それのおかげで読者投票の一次審査は通りぬけたが、二次審査で残念ながら落ちてしまった。それ以外、☆評価をお願いすることは無くなった。
その後一回だけ、一人にしたか。その作品は一次すら通過することは無かったが。
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