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夢日記 番外編「父から神様の遣いだと言ってゴミ箱に捨てられた海老の夢」


前置き

急遽展示に出品すると決めた作品のために予告と違ったものですが取り急ぎ記事を書きます。
これは、私が2,3歳の頃に見た強烈に記憶に残ってしまって30代に入るまでは現実に起こったことなのかと信じていた夢の話です。
※ただ、この夢の話を夢の中で会話のあった父に何度しても覚えていないので夢だったのだろうとやっと確信しています(笑)

父から神様の遣いだと言ってゴミ箱に捨てられた海老の夢をみた

ふと朝方の薄暗闇の中、目を覚ました
いつも寝る畳の部屋に父と母、姉と川の字(一本多い)に窓の方から母、私、姉、父と並んで眠っていた
朝方のまだ焼ける前のようなまだ深い青の空色がうかがい知れるような障子を眺めていると、急に体長20cmほどの小さな飛行物の影がゆっくりと障子の向こうからこちらへスッと通り抜けてくる
顔は逆光で真っ暗のはずだが、なぜだか表情はさらに逆光を放っていてよく見えた…お地蔵さんだ
当時私の通っていた保育園はお寺が経営している園だったので信心深い祖父が必ず毎朝保育園の裏のお寺の前に並んでいる六地蔵さんにお参りをさせてくれていたのだが、そのお地蔵さんたちよりははるかに小さいが装飾は似ていた
赤い帽子と前掛け、錫杖を持ったその姿はいつも見ているお地蔵さんのようではない穏やかに見えない笑みを浮かべていて、なんだか「良くない」と感じていた
そのお地蔵さんが母の頭の上までスッと移動したかと思えば錫杖をシャンシャンと2回振ると海老のようなものがたくさん母の髪の中へ入って行くのでこれはいけないと思って母の髪に手を差し込んだ
私の手には真っ黒い海老が髪の毛のようにまとわりついて取ることが出来なくなってしまい泣き叫ぶと父が起きてきて「どうしたんだ?」と尋ねてくる
説明もできずに手を見せることしかできないが父は手についた海老を引き離してくれて「これは神様の遣いやな」と言うとプラスチック製の赤い小さなゴミ箱に捨ててしまった
母の髪に入って行った分の海老については話すこともできず、「神様の遣い」とやらへの扱いの矛盾にあっけにとられたままもう一度眠った

2020年3月「父から神様の遣いだと言ってゴミ箱に捨てられた海老」
2024/11/29~12/12まで大阪のgallery魔法の生活様にて展示しますよ!

展示情報

グループ展「夢に吹く風」展
展示期間:11/29(金)〜12/12(木) ※月火休み
営業時間:14:00〜20:00
会場:gallery魔法の生活
大阪府大阪市此花区四貫島2丁目12−13 (おおさかしこのはなくしかんじま)

読んでいただきありがとうございます!!

今回は予定に反して幼少の頃の強烈な夢を突然ぶっこんでしまい、混乱されておりますでしょうか…私の絵を長いこと追ってくださっている方なら知っていらっしゃる方も居るかもしれませんがこの夢は思い入れが非常に強いんです。
gallery魔法の生活様での夢の展示に出すサイズとしては大きい絵なのですが場所を確保できたので思い切って出そうと思いました。
その展示にあたりこちらのnoteでもまとめておくことにしました。
次回は今度こそ2023年9月の夢の投稿をする予定ですのでよろしくお願い致します!

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