平均月給は、過去最高の30万7,700円!
厚生労働省の賃金構造基本統計調査が、2021年3月31日公表されました。労働者の雇用形態、年齢、性別などの属性と賃金の関係を明らかにする目的に、調査月に18日以上勤務しているなどの要件を満たした労働者のみを集計の対象としたものです。
結果は次の通りです。
※厚生労働省の「令和2年賃金構造基本統計調査」の結果より引用
フルタイムで働く人の平均月給(残業代などを除く)は、30万7,700円で前年調査に続き過去最高でした。
●男女別では、男性33万8,800円で女性はそれよりも8万円以上低い25万1,900円でした。
●雇用形態別では、正社員は32万4,200円、非正規労働者は21万4,800円。
●新卒者の月給の学歴別集計結果では、
大学院25万5,600円、
大学 22万6,000円、
高校 17万7,700円となっています。
●都道府県別では、
東京都が、37万3,600円で最も高く、
青森県の24万500円が最も低い結果となった。
※上記の厚生労働省HPはこちらです。
コロナ禍でまだまだ先行きが見えない状態ですが、現在の日本はこういう状況であったと知っておいてもいいかもしれないですね。
まだまだ男女の給料の差は、80,000円を超えています。
また、同じ日本の中で東京都と青森県の差が13万3,100円あることに、個人的には少し驚きました。
どちらが過ごしやすいのか?ということは、個人の考え方によって違ってくると思いますが、こんな収入の違いも日本国内には存在しているんですね。