オートクッカー:パスタを手放しで茹でられるだけでも大助かり
キッチンのコンロに温度と時間の設定機能がないのは、調理者をキッチンの付属品だと思っているからだろう。
ちょっと太いパスタだと、茹で上がるまでに、たっぷり15分ぐらいはかかる。それまでずっとコンロのそばにいろというのか?放置しておくと、吹き上がったり、焦げついてしまう。
キッチンコンロには、温度設定機能がないので、どんなに火力を弱くしても、いずれは沸騰してしまう。沸騰すると吹きこぼれるし、水分が蒸発して焦げつく。極端に弱火にすると、必要とする温度に達するまで時間がかかってしまう。
料理動画や料理漫画では、やたらと煮汁を沸騰させたがるのだが、沸騰現象にいいことなんてなにもない。温度計がなかった時代には、鍋の中の温度が十分上昇していることを確かめるには、沸騰させるしかなかったから、沸騰させたいのだ。なんて原始的なんだ。
煮汁を沸騰させない鍋がほしい!
自動調理鍋:オートクッカーを実際に買ってみた。
パスタを放り込んで、95度、15分と設定しただけで、実際に茹で上がることに感動した。加熱終了後に、そのまま放置しておいても、若干、ふやけるだけで、特に問題はない。
機種は以下。ハイアールのホットデリ:内容量1Lタイプ。米だと3合くらいは炊ける。