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男性30歳から50歳まで、死亡保険金2000万円なら、保険料月額2588円
ライフネット生命で、以下の条件で、保険料を見積もりしてみた。
契約年齢 : 30歳
性別 : 男性
◆ 定期死亡保険「かぞくへの保険」
保険金額 : 2,000万円
保険期間 : 20年
月額保険料 : 2,588円
月額保険料 合計 : 2,588円
想定しているのは、結婚したばかりの男性だ。
これから子どもを2人作る予定だ。
死亡保険が必要なのは、こどもが成人する前に、死亡あるいは重度障害を負ったとき、こども2人に進学費用を残すためだ。
親がいないか、いても育てられないこどもの18歳までの生活費は、施設養護の形で政府が出してくれるのだが、高校より先の進学費用はどこからも出ない。
進学のために遺産が必要なのだ。
しかし、世間の水準はこんなのだ。
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生命保険料の平均相場はいくら?年齢・ライフステージ別に解説 (hoken-all.co.jp)
月額保険料14,000円は払いすぎだ。
こんなに高くなるのは、1.入院補償や2.生存時返戻金みたいなところにコストを使っているからだ。
これらは全部不要である。
1.入院補償
入院しても、高額療養費の上限があるし、いつまでたっても治らない、後遺症が残る病気ならば、障害年金を申請したらよい。
病気で治療費が莫大になることはない。
病気や怪我で家計が逼迫するのは、治療費のためではない。所得がなくなるからだ。ライフネット生命にも、就業不能保険があるが、保険料が高くて、お勧めしない。就業不能保険を含む生命保険は保険料がバカ高くなる。
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最悪、所得喪失によって家計が破綻しても、生活保護でめんどうみてもらえるのだから、こんな保険は要らない。
2.満期返戻金
保険料として、余計に金を取って、取りすぎた分を戻しているだけだ。朝三暮四。
生命保険の運用利回りは、生命保険会社の信用リスクを考慮すると、決して高くない。
金融危機が発生した1997年から2000までの間に、生命保険会社は7社倒産した。
全部で40社しかない生保のうち、7社が倒産したのだ。
運用したいなら、経営実態が不透明な生命保険よりも、株式指数連動のインデックス投資信託の方がマシじゃないの?
損保生保については、4万円までの所得控除が認められているから…というのが営業のウリ文句だが、節税目的なら、まずiDeCoだろう。
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