理系大学生が専攻分野に失望したら
私は大学4年生でラボ配属された時点で、「どうもこれ違うんじゃないか」と思うようになりました。
「違う」というのは、自分が熱中できる分野ではないということです。
「何かやってるふり」をすることはできるが、自主的に努力していくようなことはできない。
私には道が4つありました。
ラボを変更する
教授(ボス)の許しがあればすぐにできます。変更前までの学習・研究はすべて無駄になるから、それがコストということになる。転学部、転学科する
東大経済学部から東大教育学部に転部した方がnoteを書いています。興味あるかたは検索してみてください。転学部転学科前の時間のロスがコストとなります。大学を変更する、再受験、編入
1年生からやり直せば再受験だし、2年生以降からだと編入と呼びます。退学して就職、ニート
地味にこれが多いです。私がラボにいたときにも、人格能力健康すべて問題ないように見えた先輩の院生が突然いなくなり、その後、「あの人は学習塾の教員をやっている」という噂を聞きました。
私は1,3,4をすべて体験しました。
後から思えば、「これは違う」感覚を払拭するには、駒場1年の基礎科学科目をやり直すことが必要にして十分だったと思います。
「これは違う」感覚は、所属ラボとか学科とかが原因ではなくて、基礎分野を十分にやっていないという自己不全感でしかなかった。
基礎分野の復習なんて、学生生協書籍部で売られている数千円の本を読めばいいんだから、ラボに所属しながらやればよかったんだが、不満の原因が外部的要因だと思っていて、できなかった。
今こそ、できる。
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