食事とは飢えを満たすためにある
「いきなりステーキ」の栄枯盛衰を利用者の立場から考えてみた動画。
ペッパーフード社長の一瀬邦夫の野望とか工夫とか、それを受け取る消費者の気分とか、非常に楽しいのだが、両者とも、何か大事なものを忘れてると思う。
食事って、飢えを満たすためにあるんだよ。
旨いとか不味いとか、食べた肉の量で競争するとか、肉の量をグラム数で注文して焼かせるとか、本当にどうでもいい。
すでに飢えが満たされているから、ステーキハウスのサービス形式とか、肉の焼き方とか、些細な価格変更とかが気になるわけでさ。
飲食店側も、利用者も、頭がおかしいよ。
俺はこれでいい。
食事はあるものを手間かけずに食べればよく、また、美味しくなくていい。いつも美味しく食べようとするのは、生命の本質を忘れた行為だ。