学問に王道なし - Wikipedia
えぐざま2024年11月24日 11:03
近道を探し回る行動は、むしろ、遠回りじゃないかと思います。
以下の「福翁自伝」の文章は、福沢諭吉が、大阪の適塾でオランダ語を学んでから、横浜に来てみたら、外国人とは全く話が通ぜず、世界の共通語は英語だとわかって、ガッカリした場面です。
しかしながら、福沢が気を取り直して英語の学習を始めてみたら、オランダ語の下地があったから、みるみるわかるようになったのです。
回り道は無駄ではなかったのです。
書店で、大学受験参考書として売られている英語参考書が、まさか、ロシア語の本であるはずがなくて、どう選んで学習しても、学習効果はあります。
どれが近道で、どれが回り道なのかを詮索することが、そもそも、学習の障害じゃないかと思います。