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映画「365日のシンプルライフ」
こんにちは!井上ききです。
昨日、Amazonプライムで「365日のシンプルライフ」って映画を観たの。
この映画がなかなか良かった。
フィンランド人の若者が彼女にフラれたのをきっかけに、モノとの付き合い方をとことん研究するっていう実体験を撮影したドキュメント。
この本人が監督で主演。登場人物も本当の家族や友人。
この映画は最初に自分の所有物をぜんぶ倉庫に預けてしまうところから始まる。
全部って本当に全部。洋服も下着も靴も。
つまり、まずは"身ひとつ"になる(笑)
そこから、1日ひとつ倉庫から持ち帰ってくるというルールで365日間の記録が描かれてるの。
その結果、この男はどうなるのか、そしてこの男が何を学ぶのかはネタバレしちゃうから書かないけど、
最後にこんなフレーズがある。
「人生はモノでできていない」
なるほど。どんなモノを所有したかが私の人生じゃないし、何を持っているかが私じゃないんだよね。
極端な話し、私がもしも何もモノを持たないとしても、私は私なんだという、
まあ、当たり前のことに改めて深く気づく名作でした。
あ、それとこの主人公の男は1年間なにも買わないっていうルールも作ってた。
だから、一日1つ倉庫から持ち帰る以外はモノは増えていかない。
モノを買うという行為についても考えさせられる。
買い物って、心の隙間を埋めるためだったりするし、ありのままの自分では自信がないから、素敵な洋服で武装しようとするし。
そうやってモノは増えていって、必要ないモノであふれていくんだよね。
人生はモノでできてないし、私もモノで価値が上がるわけじゃない。