「自分の気持ちがわからない」の原因と解決法とは?
さて、自分の気持ちが
わからないという
ご相談は多いです。
もやもやしてても
それを相手に伝えるのが
難しい。
言いたいけど言えないというよりも
何を言いたいのか
言葉にならない感じ。
気持ちや考えを
人に伝えなくても
問題なく生きられれば
OKなんです。
でも、けっきょくは
我慢することが
無意識に多くなっているので
ストレスにより
体や心の健康が
害されてしまう。
でも、自分の気持ちや
考えを言語化するのが
難しいのは
何故なのか?
原因はどこにあるのか?
それは、幼少期に
母親と同じ考えじゃないと
否定される環境だったからなの。
例えば、私の場合
母親と同じ意見じゃないと
激しく拒絶されたし
人格そのものを否定されたりもした。
っていうと相当ヒドい環境に
思われるかもしれないけど
具体的にはこんな感じ。
テレビを観てて
母が
「今日の聖子ちゃん
ちょっと変わった衣装だね」
という。
わたしが
「かわいいじゃん!
あたし好き!」
なんて言う。
そうすると
「あんなのが好きなの?ヘンな子」
と言われたのです。
このようなことが
繰り返されると
母親と同じ考えを持っていないと
嫌われるし見捨てられる恐れがあるから
母と同じ考えで居ようとする。
そうしているうちに
自分の気持ちや
考えがわからなくなる。
好きなものを好き。
嫌いなものを嫌いと
思うだけのことなんだけど、
これが許されない環境に
育った方は
決して少なくないのです。
ただ、そんな方も
必ず自分の気持ちがあるんです。
人に伝えることへの
無意識の禁止があるだけで
必ず「好き」も「嫌い」も
ちゃんと心は感じているのです。
いまからでも
自分の「好き」を
表現する練習をしてみてください。
「わたし、これ好きだな」
って伝えてみるのです。
「好き」を伝えるだけなので
誰にも迷惑をかけないし
嫌な思いをさせる
こともありません。
自分の好きなものって
なんだろう?
って少しアンテナを張って
みてくださいね。
自分の想いや気持ちを
取り戻すことができますよ。