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学校の「読書バリアフリー」はじめの一歩 学校図書館10の事例

学校図書館での読書バリアフリーの取り組みを書かせていただきました(⌒▽⌒)

読むことに困難がある子がいるとわかっているのに
学校図書館に「紙の本しかない」状態はおかしいと違和感を感じ始めてから、
そろそろ20年が経とうとしています。

どうしたらいいのかの試行錯誤は、
ほぼ「失敗」の歴史でした。。。

どれも中心になっている「人」が転勤すると、
いつの間にか消えてしまう。

対象の子はいるのに
効果も実感できているのに

なかなか「継続できる取り組み」にならなかった背景には、

・ハード面の整備
・ソフト面の整備
・アセスメントとマッチング
・理解啓発への取り組み

など、複数のハードルがありました。

それを劇的に変えてくれたのが、
・1人一台端末の導入と
・わいわい文庫が国会図書館に収蔵された
でした。

自分の端末に貸し出してもらえることで
・自分のペースで
・読みたい時に
読書を楽しむことを、読むことに困難がある子にも届けることができるようになりました。
本当に嬉しかったです(⌒▽⌒)

そして、「学校図書館」を経由するシステムにしたことで、
やっと「継続可能」な取り組みにすることができました。

そんな前任校での取り組みを、
事例として書かせていただきました。

「学校図書館」での読書バリアフリーに特化したこの本では、
様々な取り組みが豊富な写真やイラストと共に載っていて、
イメージも湧きやすいです!

読書バリアフリーの学会発表を一緒にした
東京都の森村先生の学校の事例も載っています!!

どの学校にも紙の本では読書を楽しめずにいる子たちがいます。
だからこそ、どの学校の図書館も「読書バリアフリー」が実践される場で
あってほしいと、心から願っています。



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