見出し画像

実践みんなの特別支援教育2月号「学びにくさのある子への算数の支援 「あったらいいな」を実現しよう ~デジタル教材も自作できる!〜」

連載14回目になりました(*^◯^*)

今回のテーマは「あったらいいなを実現しよう」

これって、自作教材を作る時はいつも考えていることですが、
今回はそれを「デジタルで実現する」について紹介させていただいています!

教材の自作を始めたのって、
はじめの一歩シリーズを一緒に書いてる、
大切な友人であり尊敬する先生である杉本陽子さんに
「こんなものがあればいいと思うんだけど見つけられなくて」
と話していたら、

「作れば?」

とサラリと言われたのがきっかけだったんですよねぇ。
そうか、なければ作ればいいのかと。

それから20年以上、
・あるものは探す
・なければ作る
の精神で来ているわけですが、
この「なければ作る」日々でジレンマになっていたのが、
「音」という素材だったんです。

「あー、ここに音がついてたら、絶対あの子にいいのに」
「これ、音のヒントが欲しい!!」
などなど、「音」が使いたくても、
自作教材に「音」を要素として取り入れるハードルはとてつもなく高くて、
結局「音無し」のものを作って、人が「音」を補うという使い方をよくしてました。

でもそれだと、ここでも何度か書きましたが、
「誰かがいないとできない」教材なんですよ。
だって「音」がイコール「人」なわけですから。

スタートはそれでもいいケースももちろんありますが、
「定着まで学習量を確保したい」と思った時、
これは地味に壁になりがちです。

音に強いのはやはりデジタルで、
市販の教材もいっぱい使って来ましたが、
「ここで聞きたい」
「この情報は分けてあった方が、この子にはいい」
といったカスタマイズはもちろんできず、、、
もやっとすることが積み重なっていました。

そんな「あったらいいな」デジタル編の教材作り、
できる時代になりました(*^◯^*)
本当にありがたい!!

ということについてDropKitでの教材作りを
通して紹介しています。

あの頃に手が届かなかった方法が使える今

だなあと、つくづく感じています。
ぜひぜひご覧ください。


そして、今回も岡先生の「みたてラボ」を読みながら考え込んでます。
毎回「心を読まれたかもしれない・・」と思うほど、
今自分が悩んでいるケースのど真ん中に豪速球を投げ込まれてます。

身に覚えがありすぎるエピソードの数々・・・。
自分は一番表層の部分だけを見てわかった気になっていたのではないか。
同じようなケースに出会ったときに、ここまで掘り下げて考えられていなかった。
と、今回も反省中です。

3回読み返して、まだうまく消化できていないんですが、
これは自分にとって絶対向き合わないといけないものだということだけは、ひしひしと感じています。

毎回、すごく勉強になってます。
岡先生の「みたてラボ」皆様もぜひ!!



いいなと思ったら応援しよう!