やってみてよかった情報61「割り算の筆算補助カード」
注目すべき情報とそうでない情報が上手く整理できないでいる子のために作りました(⌒▽⌒)
こう書くと、何だかたいそうなもののようですが、
ただの半透明の色カードなんです。
ただこれ、結構便利です(⌒▽⌒)
そもそも何でこんなものがいるのというと、
こういう計算になってしまう子がいるからです(^◇^;)
わかります?
百の位の答えは正確に立っています。
本当は、
わられる数の百の位は7なので、
7÷7=1で商は1が立ち、
7-7で0
わられる数の十の位は1なので、
おろして1
1÷7の商は0になり
わられる数の一の位は4なので、
おろして14
14÷7=2
で、102
にならないといけないんですが、
十の位の商を立てるときに、
わられる数の一の位まで一緒におろして計算してしまってるんですよね。
これ、結構あります!!
特に、今回の例のように
・百の位の商がピッタリで、ひいて「0」になってしまう時
・十の位と一の位を合わせた数が、割る数の九九の答えと一致している時
に起こりがちです。
・引いて、おろして
という操作の「引いて」が0になると省略して書かないことがあるので、
おろした数だけになると足りない気がしちゃう子もいれば、
次の位の数が目に入ってしまって「あっ割れる」という気持ちが先にきてしまう子もいます。
どちらにしても、
「1つずつ手順を進める」事がうまくいってないんですよね。
なので、
・今やっているのはどこの計算なのかがわかりやすく
・余分な情報が目に入らないように
と思ってこれを作りました。
まずは、百の位
次は、十の位
と、こんなふうに1列ずつずらして使います。
これだと、
・今注目するところはここだけ
がよくわかります(⌒▽⌒)
半透明にしておくことで、
・続きがある
ことも意識できますしね。
作り方は、
・色付きのクリアファイルを切って
・ガイドになる線をマジックで入れる
で、全く構わないんですが、
井上、不器用なもので、
なかなかそれだと思うような仕上がりにならなかったり、
使いやすい硬さにならなかったりするので、
・データを作成
・インクジェットプリンター用のOHPフィルムに印刷
・ラミネート
・カッターで切り取る
と、こんな感じでやってます。
OHPフィルムってこんなやつです(⌒▽⌒)
元々透明なんで、これで印刷するといい感じに半透明になりますが、
子供によって使いやすい濃さが違うと思うので、
そこは調整してもらうといいと思います(⌒▽⌒)