やってみてよかった情報17「ノートの見開き右下に、ボールペンで位取り表」
名前は長いですが、やってることは単純です(⌒▽⌒)
大きな学習の単元では、位取り表が手がかりになることが多いです。
「1兆が6個、100億が4個、1000万が1個を合わせた数を数字で書きましょう」とか、丸が多くなりすぎると、「これがなきゃきつい」という子もいるほど大事です。
よくやるのは、位取り表を印刷しておいて使わせる方法。
悪くないけど、いくつもやってると机の上がえらいことになったりしがち。
小さいホワイトボードに油性マジックで書いておいて、
ホワイトボードマーカーで書いたり消したりして解決する方法も。
これは、消しやすいのがとってもいいんだけど、
ホワイトボードマーカーと鉛筆を持ち変えるところでわちゃわちゃしたり、
そもそもホワイトボードが邪魔になったりすることもある。
もちろん、上記の方法の方がいい子達ももちろんいるんですが、
・通常級の
・一斉指導で、
・複数人に対して
割とやりやすくて有効だったのがこれ。
・大きな数の単元に入る前に、見開きの左下にボールペンで位取り表を書かせておく
・その見開きを使った学習の中で必要な時はそこに鉛筆で書き込む
・見開きで何度も位取り票が使いたい時は、鉛筆の線を消して使う
・次の見開きに行く前に、また右下にあらかじめ書いておく。
というもの。
こんな感じ
赤いところを拡大するとこう
これだと、ノートの中で使えるし、何度でも消して使える。
何より、これを自分で書くと、
「困った時は自分で書けばいいんだ」
という経験ができるのもオススメです(⌒▽⌒)
なぜ右下なのかというと、
・周りがごちゃごちゃしてるとわかりにくい
という子が多かったから。
ここだと、見開きの最後まで割と周りが空いてて見やすいそうです(⌒▽⌒)
でも、「下だと、解答を上に書き写したいときに不便」と言って、
見開き右上に書いてた子もいました。
全部のページにはいらないけど、
大きな数の学習の間だけ、
使うページの右下にこれがあると、割と助かります(⌒▽⌒)
全部自分で書けたら一番いいけど、それが難しい時は、
・枠だけ書いておき、文字を書かせる
・枠と「兆」「億」「万」は書いておき、「一、十、百、千」だけ書かせる
といった調整もあり。
「一、十、百、千」が塊で、それが繰り返されていることが意識できると、
割と鬼門な大きな数の学習とも、少し仲良くなれる気がします(⌒▽⌒)