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やってみてよかった情報3「下地教材その2、24時間バー」

時刻はイケるけど、時間が苦手( ;  ; )というお子さんにぜひ(*^◯^*)

※下地教材についての基本情報は、こちらをご覧ください(⌒▽⌒)

時計、難しいですよね(^^;;

そもそもやっと10進法と仲良くなってきたところで、
60進法って( ;  ; )
「10分で1時間ならいいのに。せめて100分で1時間」
と何度思ったことか・・・(私だけ?)

比較的入りやすい時刻の方も、
長い針と短い針の役割とか、混乱しやすい要素がいっぱいですが、
苦戦する子ども達が多いのは、なんといっても「時間」
時間って、「見えない量」なんですよね( ;  ; )

ちょっと脱線しますが・・・
教科書会社によって違うとは思うんですが、
私が近年体験した教科書だと、
「2年生の1学期に長さとかさと時間の量3連発が出てくる」
んですよ( ;  ; )

ただでさえ「量感」ってイメージしにくい子達には鬼門なのに、
この配置はオニ・・・。

単位もガンガン出てくるし、?マークが飛び交います( ;  ; )
どれも身近なものと言ってしまえば確かにそうなんですが、
なかなか実感とつなげていくのは限られた時間では難しく、
簡単な体験をしてとりあえず教えて、そこから日常の中で意識して触れていくことでイメージを持たせていくというパターンになることが、
私は多いです。

しかし、「時間」はそれも結構難しいんですよねぇ。

「午前11時に公園について午後1時30分まで遊びました。遊んていた時間は何時間何分でしょう」
なんて正午を跨ぐとさらに辛い( ;  ; )

苦手な子達は算数セットのトレイの模型をずっと机に入れていて、
針を動かしながら考えてました。

確かに、針を動かしながらだとわかるという子もいました。
でも、ハテナが飛んだままの子にもたくさん会いました。

なんでこんなに難しいんだろう・・・

最初に書いたように「時間」って
長さやかさと違って「見えない量」だということが大きいように感じています。
あと、1時間で一周して、長い針が元の場所に戻りますよね。
あれも難しさの一因な気がしています。
もちろん短い針は動いているんですが、
見た目「スタートに戻った」のに1時間カウントするわけですから。

時間って時計の見た目のようにクルクル回っているものではなくて、
本来「帯」ですよね。
それを「時計」という形に当てはめてはいますが。
「帯」で示すと、「あっそうか」とわかる子、多かったんですよ。

なので、個別に説明するときはホワイトボードに帯を書いて見せてました。
でも、それだと「先生がいればできる」からなかなか脱却できないんですよね。

なので、なんとか「自分で解決できる」ための手立てになる教材ができないかと、色々試行錯誤はしたんですよ。
ただ、「24時間の帯」の教材化ってなかなか難しくて。
いくつか作ったんですが、
「見やすくしよう」と思うと大きくなりすぎるし、
「使いやすくしよう」と小型化すると見えにくい・・・
どっちにしてもなかなか「日常使いやすいもの」にならなくて悩んでました。
「24時間じゃなくても、朝7時から夜7時まででいいかな」と思ったこともあるんですが、
出てくる問題が昼間ばっかりではないので断念( ;  ; )
あと、やはり「午前12時間」「午後12時間」も意識してほしくて・・・
むーーー

しかし、そんな長年の悩みも、下地教材なら解決(*^◯^*)
だって拡大ができるから!!

24時間分の下地を作っておいて、問題に合わせて必要な場所だけ拡大すればいい!!
もう「これだ!!」と膝を打ちましたね!

こんな感じ(*^◯^*)

こっちにデータあげときますので、よかったら使ってみてください(*^◯^*)

取り込み方や使い方は、最初のとこにリンクした「下地教材とは」をご参照くださね(*^◯^*)

「アナログのほうが使いやすい」という人や場面には、
カイケツ下敷きのNO.11をオススメします(*^◯^*)
拡大ができないので、
・12時間の10分刻みバー
・24時間の1時間刻みバー
・必要な時間を書き込んで使える5分刻みバー
があります(*^◯^*)
(裏には時間⇔分⇔秒」の計算用のテンプレもあります)

あと、井上が番組委員をさせていただいているNHKの「算数レスキュー」の
「時刻と時間」のお助けアイテム「まっすぐ時計」も「帯」の考え方ですので、こちらもご参照いただければと思います。


変だなあ、事例を入れずにシンプルに書こうと思って書き始めたのに・・・
昨日より長くなってるかも( ;  ; )
次こそシンプルにまとめます( ;  ; )

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