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DropKit活用アイディア「デジタルボードとして活用しよう①引き算ボード」

DropKitは、ご存知の通り、
「多様な選択課題を簡単に作成できる」
がコンセプトです(⌒▽⌒)

本当に簡単にその子の「今」に合わせた課題が簡単に作れるので、
ただただありがたいアプリなんですが、
最近、違う使い方ができることに気がつきました。

DropKitを使うと、
すごく簡単に学習用の「デジタルボード」ができるんですよ!!

と言っても「何それ?」ですよね(^◇^;)

そこで、私が「これいける!!」と実感した教材をご紹介します(⌒▽⌒)

スタートになるアナログ教材を作ったのは、もう20年くらい前でしょうか。
「不器用でたくさんのブロックを操作するのが大変」な子の負担を
どうやったら減らせるか考えていて、

「初めから引かれる数がセットされた状態のものがあればいいのでは」
と考えて作ったのがこちら。

アナログの引き算ボード

わかります?
ここは「17➖ 」のページです。
左側にあらかじめ17個チップがあれば、
問題に合わせて「引く数」だけ右に動かせば、
左のページに答えが残ると、
そんな仕掛けです。

これ、我ながら
「発想は良かった」
んですよ。
発想はね(T . T)

でも、実際使ってみると、
・パーツが小さいのでなくしやすい
・「引く操作だけ」とはいっても、結局終わったら「元に戻す操作」も必要で、負荷の軽減にならない
という問題が・・・。

当時から「これがデジタルでできると、きっといいと思うんだけどなあ」
と思いつつ、技術も知識もなく、
「思いつきだけの失敗作」として、
教材展示の時によく紹介してました。

それが、この夏休みの研修ロードの途中で、
ふと、
「あれ、これってDropKitだったらできるんじゃね?」と思いつきました。
ちょうど、長距離移動をしまくる時期だったので、
電車や飛行機の中でせっせと作業。
あーでもない、こーでもないと試行錯誤しつつ試してみて、

ついに完成。イメージバッチリ!!

17➖8 です。


「終わったらパーツ元に戻さなきゃ問題」もクリア(⌒▽⌒)

「消す」をタップすると

さくっと消えます。

次の問題に移りたいときは、「もどる」をタップして、
目次に戻ります(⌒▽⌒)
そして、一旦「もどる」とさっき操作したページも
綺麗に元に戻ってます(⌒▽⌒)


おまけにこれ、アイディアが固まったら、
そんなに時間がかからないんですよ。
「20➖ 」を作って、
あとは複製して
減らして整えていくだけ
なんですよねー

ちなみに、
夏のクリエーターズカンファレンス参加特典の新作教材として、
参加者の皆様に配布しました(⌒▽⌒)

青木先生から、
「作成のプロセスをさくっと短めの動画に」というお題をいただいて、
まずは最初から作っている様子を画面録画。
20分ちょっとだったので、それを編集。
編集・編集・・・。減らない・・・(T . T)
スライドも減らせない私に動画を編集するのは難題でした・・

というわけで作成動画はカンファでは恥ずかしながら公開したけど、
ここにはちょっと(^◇^;)

作り方のポイントはこんな感じ。
・目次ページはフラッシュカードのテンプレで
・他のページはマッチングのテンプレで
・20➖ のページを作ってから、複製して消していく
・「消す」をタップすると、今のページに飛ぶようにしておくと消える
・「もどる」をタップすると、目次のページにもどるようにしておく

つまり、
・選択課題を作るDropKitで、選択して回答しない
・DropKitにある機能を使って操作することで、思考を補助する教材にする
というのが、この「デジタルボードとしての使い方」なんです(⌒▽⌒)


初めてお披露目した長野のセンターで、
K先生から

「こんな教材思いつくとか変態ですね!」


という褒め言葉をいただきました(⌒▽⌒)

確かに(^◇^;)

でも、この「デジタルボード」の可能性
本当にたくさんあるんですよ!!

次回のクリエーターズカンファレンスでも、
参加特典としての新作教材配布は予定されています。

井上からは、「デジタルボード」シリーズだけど、
背景透過を使った新作をご用意(⌒▽⌒)
これもめっちゃオススメです(⌒▽⌒)
ずっと、「これいい教材だけど使いにくいなあ」と思っていたのが
バッチリ解決!! ふふふふふ。
どうぞお楽しみに!!

というわけで、ぜひこちらにもご参加くださいね!!


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