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支援ツール紹介48「マッチッチ」

英単語の神経衰弱や4択問題を、音付きで楽しめるサイトです(*^◯^*)

英単語の語彙に触れてほしいと思った時、
色んなアプリもあるし、なんなら自作もDropKitがあれば簡単にできます(*^◯^*)

ただ、
・どの端末からでも
・登録もダウンロードもなしに
楽しめて、
・あらかじめカテゴリー分けされた英単語を
・複数の出題形式で
・さらに音入りで体験できる
という点が好きで、よくアクセスしています(*^◯^*)

一つのカテゴリーには3つのページが用意されています。

例えば「色」だとこんな感じ。

マッチは神経衰弱です。
やり方は至極シンプルで、
カードをめくって色と文字を一致させていきます。

ここで重要なのが「音」
カードの左上には音のボタンがついていて、
1枚目が色であっても文字であっても、ボタンを押して音を確認してから
マッチするカードを探すことができます。

最初の画像を見てください。
色のカテゴリーには30種類が用意されているんです。
それがランダムに出てくるわけですが、
30種類もあると、思いもよらない色もあります。
文字のカードの音を聞いても、馴染みがない色だと、
「えっ、何それ。知らない。どんな色?」
となりながら探しますし、
色のカードの音を聞いても、
「へーこの色そんな名前なんだ」
となります。

最初は正直、
「うーん身近じゃない色も多いから、難しいなあ」
と思っていたんですが、
これが電子黒板に大写しにしてやると、
結構盛り上がります(*^◯^*)
ivoryくらいだと、
「なんか聞いたことがある」
「この色ivoryっていうんだ」
みたいになりますが、
amberとかになると、
「えっ、これオレンジじゃないの?」とか
「聞いたことない色だ」と大騒ぎに。
それでも神経衰弱ですから、嫌ならそのカードを避けて裏返していくこともできますし、
残り少なくなってくると、逆に聞き慣れない色で印象に残って答えられることもあり、楽しいです(*^◯^*)

4択は、その名の通りシンプルな4択問題です。
10問がランダムに出題されます。

スタートするとこんな感じ

ここでもポイントは「音」です。
選択肢の横にあるボタンで音を確認して選ぶことができます。

これだと、見た瞬間に
「オレンジだ!」と言う子がいます。
すると、音を聞く前に
「oから始まってるから一番下!」と見つける子もいれば、
「わからん。全部聞かせて」と言う子もいます。

綴りを知らなくても、音から予想する子がいるのを見て、
すごいなあと思ったり、
そういえばひらがなだって、
「りんご」が全部読めなくても、
「り」が始めにあるからこれがりんご!
とわかるあたりからスタートしていくことは普通にあるので、
音と文字との関係って、こうして「わかる場所」を手掛かりにしていくんだなと納得。

そして、予想が当たった時の嬉しそうな顔(*^◯^*)
「知っている」だけではなくて「見つけた」満足感、大事だなあと。

そういえば、フルーツのカテゴリーで
coconutの絵から文字を4択で選ぶ時、
神経衰弱で「この絵はココナッツ」とわかっていた子が、
「ココでコが最初に2回出てくるから、最初に同じのが繰り返してるはずだからこれ!!」
と、音を聞く前に見事に当てたこともありました。
えっ、そんな法則を見つけたんだと、びっくりでした(*^◯^*)

最後は単語帳
上に表示させるものが選べるボタンがあります。

英語だけ表示させると

日本語だけだと

両方オープンにすると

もちろん、全てに音のボタンがあります。

英語だけ表示させて
知ってるものから答えさせて確認していくのもあり。
「これ知ってる。赤はレッドっていうんだよ」
みたいな。
でも30ありますからもちろん知らない色も出てきますので、そこは聞いてから正解をめくって確認。

日本語だけを表示させて
「英語では?」と聞きながら
知っている色から答えさせて正解をめくっていくのも同様に。

最初から全部めくっておいて、
知ってる色は確認に聞かせて、
知らない色は
「これなんていうんだろうね」と言いながら聞いてみるのもありかなと。


そしてこの3つのコンテンツ、
どれから取り組むのかも、工夫のしどころです(*^◯^*)

最初に単語を眺めていた方が、
「あっ、これあったなー」と引っ掛かりができていい子もいれば、
最初にその量を見てしまうと嫌になってしまうので、
まずは神経衰弱からやって、最後に
「あーこれあったねぇ。初めて聞いたよ」
「これは問題に出てこなかったね。次は出るのかな」
と単語帳を見せた方がいい子もいます。


私は本当に英語が嫌いで、全くできないまま今に至っています。
どんどん出てくる英単語は恐怖でしかありませんでした。
だって

出てくる=覚えなくてはいけない

だったから。

「選ぶ」から始めることは、
新しい知識へのハードルを下げ、
楽しみなが触れる機会が持てると感じています。

英語と聞くと拒否反応を示していた高学年の子も、
これには参加して、下の学年の子に
自分の予想について語ってくれたこともありました。

知っている、触れたことがある
そんな言葉が少しずつでも増えてくれるといいなあと思っている時に、
おすすめのサイトです(*^◯^*)



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