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支援ツール紹介20「らっこたんタイピングシール」

キーボードでローマ字打ちの練習を始めるときにおすすめのアイテムです(⌒▽⌒)

・商品名 :らっこたんタイピングシール
・販売価格:1枚100円(郵送料込)
・販売枚数:100枚以上から、10枚単位で注⽂可能

注文が100枚からなんで、個人購入は難しいかもしれませんが、
学校には是非買ってほしいツールです。

ローマ字打ちの練習って、最初何が大変って、
・打ちたい音をローマ字に変換して
・キーボードの中からそのキーを探していく
というのがめっちゃしんどいんですよね。

その点、キーボー島アドベンチャーとかはよくできてて、
単音の練習の時代は、画面に打つべきキーがガイドで出てくるんですよ。
これはありがたい。

でもね、「でそれはどこにあるの? 」となる子も少なくない。

さらに、Chromebookのキーボードって小文字表示じゃないですか(うちはそうでした)
そうなると、せっかく画面にガイドが出ても、そっちは大文字で、手元のキーボードは小文字という事態が起こります。
これ、地味に辛い( ;  ; )
もちろん、3年生から学習するローマ字はほとんどが小文字で、大文字もやるけど、ほんのちょっと(そもそもローマ字の時間だって4時間だし)
大文字と小文字がつながっていない子の方が多いんですよね(⌒-⌒; )
せっかくのガイドが、ガイドにならなくなってしまう。

なので、このシールが出る前から、自分でシールに大文字書いて貼って使ってたんですよ。

この「シール貼っとく方式」めっちゃ便利なんですよ。
なんたって、「学習進度に合わせて」情報を調整できるのが良い(⌒▽⌒)

最初は母音の位置をしっかりいれたいじゃないですか。
その時は、母音のところにだけシールを貼るわけです。

すると、たくさんあるキーボードの中から「シールのあるところ」だけに注目すればいいですよね。
これ大事。
すると、スムーズに打てるし、何度も繰り返して打てる。
そうすることで、位置が覚えやすくなるんですよね。

次が「かきくけこ」の練習。
となったら、そこに「K」のシールを追加。
「K」と母音だけで打てますよね。
自分でシールに書いて貼ってた時は、
・母音は黄色
・子音は白
と、シールの色も分けてました。
そうするとよりわかりやすいので。

あと、促音とか拗音飲むタイピングがなかなか覚えられない子には
「L」のところに「小」と書いたシールを貼っておいて
「っ」は「LTU」で打てるよと教えました。
「それならわかる!! 」となる子、結構いますよね(⌒▽⌒)

らっこちゃんタイピングシールのいいところは、
なんと言ってもこの情報量!!

タイピングシールの拡大画像

これ、自分でキーボードの大きさのシールに書き込もうと思ったら、
絶対ごちゃつく(⌒-⌒; )
実際、自分が書いて貼ってたのは大文字だけ
小文字を隠さない場所に貼る事で、小文字は勘弁してもらう感じ。

「かきこけこ」までは流石に書けない。
でも、書いてあるとやっぱりいいですよね!!
なんというか、ローマ字表がシールになっている感じ。

これならローマ字表を見て調べながらでなくても、
「キーボードを見ながら」練習ができます。

実際のはった感じはこれ。

 練習する行に合わせて増やしていくと、本当に混乱しにくい。
「かきくけこ」に慣れてから「S」を貼って「さしすせそ」に入る。
無理なく練習できるし、母音と子音の関係も定着しやすいです。

そして、覚えてしまったところは少しずつシールを剥いでいくのもあり。
自信のある所からはいでいけばいいので、そこも自分のペースで取り組めます(⌒▽⌒)

個人的にはポジションで色分けするよりも、母音と子音で分けて、
子音の中でも静音と濁音・半濁音のグループで分けてくれるとより使いやすいなあと思うけど、
ポジションの方がいいケースもあると思うので、そこは使い方で工夫かなと。

なんでもそうですが、
「繰り返して滑らかにしていく必要のあるもの」ほど、
「繰り返しやすい工夫」が大事。
特に情報量が多いものについては、
・情報量の調整
・確認の手立てをもたせる
ことで、「やり終える」自信を持たせながら取り組めるといいなあと思ってます(⌒▽⌒)

そういう意味で、このシールはとてもいいアイテムだなと思いました(⌒▽⌒)

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