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川井健太監督の更新で思う事。
Twitterのフォロワーさんも、そうでない方も。
こんばんは、いのです。
前回の記事です。
ご査収下さい。
令和5年11月17日17時17分。
サガン鳥栖の指揮官、川井健太監督が2024シーズンも指揮を執る事が発表されました。
/#川井健太 監督
— サガン鳥栖公式 (@saganofficial17) November 17, 2023
2024シーズン契約更新⚽️
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🗣"創造・変化・前進させることを続け、掴みにいく2024シーズンにしていきます。"
来シーズンも川井監督と共に🤝✨
🔻監督コメント全文はこちらhttps://t.co/xvfS8czhWt#サガン鳥栖 #sagantosu#信 #Believe pic.twitter.com/VKI9gtFRRZ
この発表について、鳥栖サポ界隈は賛否両論、真っ二つに意見が分かれておりました。
・シーズン後半戦の戦績(3勝5分7敗)
・敗戦時の試合内容
・采配や試合運びへの不満
等の理由から、川井監督の続投に対して懐疑的な意見も多く見受けた印象です。
なので、拙い言葉ではありますが、少し自分の考えについてお話し出来ればと思います。
①川井監督の続投について
結論から言うと、僕自身は川井監督の続投については賛成です。
厳密に言うと「続投するしかないよね」と言った方が近いです。
その理由は2つ。
1つ目は「J1残留」という結果は達成出来ていること。
/
🗣️「お前そんなんで満足かよ!?💢」
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そんな声が聞こえて来そうで戦々恐々しています(震え声)。
ですが、よく考えてみてください。
・2024年度中までの債務超過解消
・それに伴う主力選手の流出
・J1最下位クラスの人件費
・シーズン毎にリセットされるスカッド
・リセットされた状態からの戦術落とし込み
...ハード過ぎません?
最も、今シーズンに関しては大方のメンバーの慰留に成功しました。
ですが、宮代大聖選手(川崎)やジエゴ選手(柏)等、戦術の肝になっていた選手の穴埋めには苦労したと自分は認識しています。
後、シーズン序盤〜中盤にかけてケガ人が続出した事も、今シーズン苦戦した要因なのかなと。
そもそも、就任の経緯自体が「火中の栗を拾う」形であった事を考えると、現状、最低限の仕事は果たしていると思います。
2つ目は、「監督を変える事によるリスク」について。
監督が変われば、必要とする選手像も当然変わります。
この2年間、川井監督の就任以前は出場機会があった選手達でも、戦術にフィットせずに移籍を選択した選手も見てきたはずです。
反対に、川井監督だから鳥栖に来た選手達も居ますよね。(例:長沼選手、山﨑選手)
分かりきった事ですが、監督変更となるのなら戦い方も変わりますし、それに見合った補強も必要となります。
そうなると、少なからず川井監督だから鳥栖に来た(残った)選手達は移籍する可能性が高まりますよね。
また、新しい戦術がフィットする補償も当然ありません。
来シーズンの降格枠が3つである事を考えると、下手に監督変えるよりは今の戦い方を突き詰めた方が良いのではないかと思います。
以上が、自分が川井監督の続投に賛成である理由です。
②2024シーズンに求めたい事
ですが、改善して欲しい点が無いかと言えばそうではないです。
ここ数試合を観ていて、思う所はたくさんあります。
1つは「編成」について。
少なからず、今シーズンの編成はポジションに偏りがあり過ぎました。
ただですらCBの層が薄い中で、田代雅也選手がどこかに行ってしまったのは相当な痛手だったと思います。
また、中野伸哉選手がこの2年間で順応に苦しんだ事は(強化部的にも)大きな誤算だったんじゃないかなと。
足下の技術+戦術眼が必須なサッカーをしているので、CB、SBに求められるタスクがアホほど多いのは致し方ないと思います。
ですが、それがこなせる選手ってJ1上位陣も欲しいに決まってるんですよね(白目)。
ただ、だからといって「本職DFが不在」で良い訳が無く、その事が理由で落とした勝ち点もあると思うので、最低でも3人はDFの補強が必要なんじゃ無いかなと。
・対人の強さorスピードのあるCB
・3CBのストッパーとSBが兼任出来るDF
・ポゼッション型対応のLSB
この辺りの選手が取れたら理想的ですよね。
加えて平瀬大選手がレンタルバックするならもう完璧だと思います。
後はCFに「生粋の点取り屋」が欲しいと言われてますが、個人的には河田篤秀選手がその枠になるんじゃないかなと思ってるので今回は触れません。
もう1つは「試合運び」について。
現状、川井監督のサッカーは攻撃面に全振りしたサッカーをしている印象です。
ですが、それを差し引いても不用意な失点が多過ぎた様に思います。
・得点後の立ち振る舞い
・リードしている試合のAT
特にこの2つのシチュエーションで、攻め続けるのか、試合を落ち着かせるのか、イマイチ意思統一が図れていない様に思いました。
この記事の中で「守備を固めるサッカーならやめた方が良い」と言った内容があります。
ですが、個人的にはほんの少しだけリアリストになっても良いんじゃないかなと思います。
創造・変化・前進させることを続け、掴みにいく2024シーズンにしていきます。
このコメントにある「掴みに行く」。
これは「結果」の事だと自分は受け止めました。
理想のサッカーで「結果」を示せるのなら、それに越した事はありません。
ですが、現状「それだけでは足りない」という状況であるのも事実です。
なので、川井監督がほんの少しだけリアリストになれれば、結果も着いてくる様になるんじゃないのかなと思うんですよね。
所詮はサッカー素人の戯言でしかないですし、そんな簡単な事ではないのも分かります。
ただ、期待したいからこそ、これだけは伝えたいなと思ってnoteに書いたしだいで次第です。
③終わりに
以上が、川井健太監督の続投に対する自分の考えです。
自分は、川井監督の考え方めっちゃ好きです。
よく試合後コメントで話される内容の中で
「ファン・サポーターを笑顔で帰そう」
もちろん、笑顔でスタジアムから帰りたいのは山々です。
ただ、監督のその気持ちと同じくらい「笑顔の監督・選手達が見たい」という気持ちを自分は持っています。
今年も現地では見れなかったので(←)、来年こそは笑顔の川井監督が見れます様に...
改めて、川井健太監督、来シーズンもサガン鳥栖をお願いいたします!
それでは今回はこの辺で!
No Football , No Life .