2024年の「 #J活 」まとめ(大分トリニータ編)
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こんばんは、いのです。
前回の記事です。
ご査収下さい。
J1、J3が佳境に差し掛かる11月10日、一足先に明治安田J2リーグが終了しました。
大分トリニータの最終順位は16位。
今シーズンは残留争いに巻き込まれる非常に苦しいシーズンになってしまいました...
あくまでも個人的な意見ですが、今年の予想は「良くてPO圏内、現実は中位」でした。
なので、ここまで苦戦を強いられるとは正直思っていませんでした。
残留争いに巻き込まれた要因として
①開幕からケガ人が多発していた事
②リーグワースト2位の得点力
シンプルにこの2点なんじゃないかなと思います。
①については、「Aが復帰したと思ったらBが離脱した」という状況を繰り返していました。
結果として、シーズン通してベストなメンバーを組む事が出来ず、選手のやり繰りに苦労した様に思います。
②についても、①の影響が多少はあると思います...が、それを差し引いても、あまりにも得点が取れ無さ過ぎましたね。
ボール保持率(7位)、平均チャンスクリエイト数(12位)はリーグでも悪くはない成績ですが、それがシュートに結びついていないのは気になる所。
平均シュート数はリーグ16位、平均枠内シュート数に至ってはリーグ19位と、はっきりと数字に表れています。
戦術的な物なのか、はたまた選手の質なのか、その理由は分かりません。
ただ、来シーズン本気でJ1昇格を目指すのなら、間違いなく攻撃面でのテコ入れは必至でしょう。
プロローグ
さて、本題に戻ります。
自分が今年、現地でトリニータの試合を観戦したのは7試合。
チームが非常に苦しいシーズンを過ごした事で、時には見たくもない光景を目の当たりにする事もありました。
ただ、その中で感じた事もありますし、楽しめた事もたくさんあった様に思います。
今回は1年間の「 #J活 」大分トリニータ編として、1試合ずつ振り返ってみたいと思います。
①第1節:ベガルタ仙台戦
1-1 DRAW
今シーズンの開幕戦!
この時は新生トリニータの船出を楽しみに、レゾナックドーム大分へ向かったのを覚えています。
この時の感想は、こちらの記事に大体書いているので割愛。
試合結果はドローでしたが、藤原優大選手や薩川淳貴選手といった新戦力、この日デビューとなった濵田太郎選手のプレーが良かった記憶です。
②第5節:鹿児島ユナイテッド戦
3-0 WIN
バトルオブ九州・第1ラウンド!
前半から3得点を取る最高の展開でした!
何より長沢駿選手の2ゴール。
本当に、何で一度契約満了にしたのか...(白目)
この時、3月下旬にも関わらず悪天候&強風で物凄く寒かったのを覚えています。
暖を取るために買ったとり天うどんがすぐに冷えてしまったり...
春とはいえ、防寒を怠ったらいけないなと痛感した試合でもありました。←
③第12節:ロアッソ熊本戦
2-1 WIN
バトルオブ九州・第2ラウンドはアウェイ観戦!
前回の記事でも話しましたが、この試合は今年1番感情を揺さぶられた試合でした。
野村直輝選手のゴールで絶叫して
梅崎司選手の決勝点で涙して
試合終了の瞬間はゴール裏が文字通り「湧き上がった」のを覚えています。
あのプレーオフ以降、えがスタでの熊本戦は2戦2勝。
やっぱりこの地での勝利は、他の勝ち試合とは比べ物にならない感情が湧いてきますね。
何より、このカードは展開がいつだって劇的。
だから、より感情を揺さぶられるんだろうな...
また来年も行くと思う。
④第14節:V・ファーレン長崎戦
0-0 DRAW
バトルオブ九州・第3ラウンド!
昨年まで指揮を執っていた下平隆弘監督が率いる長崎が相手。
やっぱり攻撃的でしたね、長崎。
そして去年のトリニータに何が足りなかったのか、少し分かった気がします。
それは、強力な助っ人CF。←
恐らくそれが、今年(も)最も足りなかった部分だと思うんですが、経済規模はどうにもなりませんよね(白目)
後、このカードは常に可愛いが大渋滞しているので(?)次顔合わせする時もぜひマスコット揃い踏みして欲しいです。
今思うと、この時期から怪しい足音は聞こえてたよね。←
⑤第20節:栃木SC戦
0-2 LOSE
4試合連続ドローが、いつの間にか6試合勝ち無しに変わっていたこの試合。
離脱者が目に見えて増え、明らかにメンバーのやり繰りに苦労している印象を受けました。
この試合から、レンタルで加入した吉田真那斗選手がデビュー!
初見でしたが、「よく来てくれたよな...」と思ったのを今でも覚えています。
試合は決定機も多く作れていたのですが、0-2の敗戦...
「1つ勝つ事の難しさ」を痛感した試合でした。
この頃から少しずつ、スタジアムの雰囲気が悪くなってきた様に思います...
⑥第30節:モンテディオ山形戦
0-3 LOSE
降格圏の足音が着実に聞こえてくる中で迎えた一戦は、異様な雰囲気に包まれていました...
横断幕は一枚のみ...
選手コールなしのチャントぶっ通し...
入場時〜キックオフはチャントもコールも無し...
何より(試合結果も相まって)試合後の壮絶なブーイング、罵詈雑言の嵐...
冒頭で少し触れた「見たくもない光景」がそこには広がっていました...
結果が出ていない時期だったから文句を言いたくなる気持ちは分かります...
ですが、この時の応援は、間違いなく応援ではなく圧だったんじゃないかなって。
個人的にはそう感じていました。
選手ラウンドの時、物凄く悔しそうな表情をしていた吉田真那斗選手が印象に残っていました。
その姿に自分は心打たれたというのは内緒。
⑦第35節:水戸ホーリーホック戦
0-0 DRAW
残留争いの6ポインター。
ただ、先述した山形戦とは違い、この時は「スタジアム全体で後押しする!」という雰囲気が凄く伝わりました。
そして何より、離脱中だったキャプテン・渡邉新太選手がこの試合で復帰しました!
これは凄く大きかった...
惜しくもドローだった試合ですが、この試合を観た後、不思議と「残留は大丈夫だな...」と安堵感にも似た感情が湧いてきたのを覚えています。
内容が良かったのもありますが、それ以上にどこか吹っ切れた様な雰囲気を選手達から感じたのが、大きな理由です。
実際、次節の秋田戦で自力で残留を決める事が出来ました。
思い描いたシーズンでは無かったかもしれませんが、本当に最低限の結果を自分達で掴み取った事は、来シーズンに必ず繋がると信じています。
何より、シーズンの総括を踏まえて、片野坂知宏監督が来シーズンどの様なサッカーを見せてくれるのか、今から凄く楽しみです。
恐らく、今年は選手の入れ替えが多くなるんだろうなという気はしています...
ですが、どんなメンバーでも変わらず応援を続けていく。
その気持ちに変わりはありません。
来シーズン、必ずこの悔しさを晴らそう。
エピローグ
2024年の観戦戦績:2勝3分2敗
今振り返ると、前半負け知らず、後半は勝ち知らずな観戦戦績だったので、まるでジェットコースターの様な「 #J活 」となりました(???)
ただ、悲喜交々、色んなドラマを味わえるのも「 #J活 」の楽しみの一つだと思います。
来シーズンもきっと、悲喜交々な観戦戦績になるんだろうけど、その時に生まれた感情を大事にしながら、「 #J活 」を楽しめたら良いなと思います。
長くなったのでそろそろ終わろうと思いますが、最後にこれだけは言わせて欲しい。
レンタル組全員、来年も大分で戦わないか?
それでは今回はこの辺で!
また気が向いたらアップします!