見出し画像

ALL直営ならカンタンだけど、FCチェーンは営業時間短縮はそう簡単に進められない理由


ロイホは時短したにも拘わらず、売上は伸びているんですね。

この記事の内容とはズレますが、ロイホが営業時間の短縮ができたのって、おそらく全店直営店なのでできたとも言えますね。

フランチャイズチェーンの場合、当然、その店舗ごとにSVがいて、お店に対して経営&運営指導していく訳です。

で、SVの評価軸の中には、担当店の売上って項目も当然入っている訳です。

ですから、お店側が営業時間短縮を要請しても、なかなか聞き入れてもらえないのは、こういった事情もあるんですよね。

営業時間の変更は、当然FC本部の許可が無いとできない訳ですから、お店が短くしたくても、なかなか短縮できないのが現実なんですよね。

逆に営業時間延長の申請は、恐ろしいほど早く通ったりしますが・・・・

私も、現役時代はどちらかと言うと、営業時間を短縮して効率を高めて、利益額を確保するスタンスでした。

ですから、担当するお店はほぼ営業時間を短縮していました。

当然、変更直後は短くした分売上は下がります。ただ、短縮した分、その時間に投下していた労働時間をピーク時に投下できるので、最終的には売上は上がるんです。

ただ、目の前の売上しかみていないと、気づけないんですけどね。

売上を伸ばすのって、お客さんが来ない時間帯よりも、たくさん来ている時間帯の伸ばす方がカンタンなんです。

だから、まずはお客さんがたくさん来る時間帯のオペレーションを徹底的に最適化して、そこで獲得する売上を伸ばしていく。

で、この部分をやり切った上で、さらに伸ばしていく場合に、初めて弱い時間帯の強化を進めていくのが王道なのですが、多くの人は、難易度高い方にいきなり着手するからダメなんですけどね。

話がそれましたが、FC店が営業時間を簡単短縮できないのは、構造的な問題が大きかったりします。





現場を熟知しWeb集客に明るいハイブリッドコンサル 大手外食チェーンでの約20年間の業務経験からの知見を基に、飲食店などの有店舗向けのコンサルティングサービス提供。併せてネットやSNSを活用したマーケティング手法をミックスした形での店舗経営&運営の課題解決のサポートを実施