子どもが欲しい20代後半以上女性にとっては【年齢=ただの数字→前向きに生きよう】では済まない
私は未婚の30代前半女性です。小さいころからなんとなく、大人になったら結婚して子どもを2人くらい産んで、、、と考えていました。
現在私はのほほんとオーストラリアに留学しています。学校と簡単な仕事をちょっとだけして、あとは趣味のダンスレッスンとボランティア活動など、ストレスフリーでやりたいことだけやっている毎日です。日本を飛び出したきっかけは、周囲に漂う『結婚しないの?』という圧力に耐えきれなかったからです。そのうえ自らも結婚したいと思っているのにそんな気配すらない自分にもいてもたってもいられなかったのだと思います。日本にいると、誰もが必ず結婚するという前提で話が進んでいる気がします。結婚だけが人生だけじゃないのに、結婚してないと『なぜ?』というレッテルを張られる。でも結婚したくないわけではないんです。結婚はしたいんです。子供も欲しいんです。
オーストラリアに来てから、いや日本でもあるか。『年齢はただの数字だよ』と言われることがあります。でも私の中で腑に落ちないのは、女性には妊娠適齢期があることです。女性は何歳になっても子どもを産めるわけではありません。生理がある間はずっと妊娠できるわけではないのです。たとえ生理があっても女性は閉経を迎える10年前から妊娠ができなくなります。平均51~52歳で閉経するので41~42歳が妊娠できるギリギリです。そして年齢を重ねるほど妊娠の確率は下がっていきます。これは初産の平均年齢が上がっている今も妊娠適齢期は変わることがないという事実です。不妊治療をしても40歳以上が妊娠できる可能性は1割という統計結果も出ています。ちなみに男性においてもも年齢が上がるにつれて流産のリスクが上がっていくことが分かっています。
子どもを持ちたいという壮大な夢がある限り、【年齢はただの数字】という言葉では片づけられないのが現実です。だから多くの女性は30歳前後の女性はとくに婚活にいそしんだり、男性よりも現実的なのではないでしょうか。
何歳になってもやりたいことができる!というわけではありません。しかしながら私たちが生きている【今】こそが一番若いということも事実です。
結婚、出会いは縁です。焦っても意味がありません。理想のパートナーは洋服のように買うことができません。そして誰もがいつ死ぬかもわかりません。なので私はいまやりたいことをやろうと思います。その延長線上に、出会うべく人がいるはずと信じて。