今そして未来の教育
【バーズのリモート導入】
2020年4月スクールバーズは大きな課題に直面。緊急事態宣言が発動されたのだ。
3月末まで教室での授業の可能性を模索していました。コロナでも学びを止めたくないという声もたくさんいただいたのです。しかしリモート授業でいくしかない。直前の判断でした。
オリエンテーションはひとまず録画で対応。その間も、動画配信のアプリを片っ端から試し、PC,スマホ,タブレットの端末や機種、異なる通信環境でのテストを重ね準備を進めていました。そして迎えたレッスン初日、繋がらないなどのトラブルに見舞われたものの無事終了。
毎回のトラブル対応へのノウハウを積み重ねる日々。生徒からのフィードバックでリモート授業は進化したものとなりました。6月からは教室での授業を行いつつ、希望者にはいまもリモートで対応できるまでになりました。
また、【専修大学・国際コミュニケーション学部「日本語表現論」】のスクールバーズによる特別講座でも、全てリモートによる授業に切り替えておこなっています。
【リモート授業の感想は】
「ビデオアプリによる対話は明らかに利便性が高く、お互いの物理的な距離を無視できること、前もって質問を用意できること、会話の距離感が全員等間隔であること、等々…やってみて分かる様々な「イイところ」がありました」
「仕事・プライベート・レッスン・その他あらゆるものに活用できるメリットから、ビデオアプリによるやりとりはコロナ収束後も一定の需要を残すものと思われます。こういった時代の変化に対応するには、見聞だけでなくやはり体感が必要だなと強く感じました」
「授業後のアフターバーズ(コミュニケーションの場)に参加したくても終電などの事情で授業後のコミュニケーションが取れなかったが、積極的に参加できることが出来た」
と嬉しい感想を頂き、リモート授業の新たな視点に気づく事ができました。
とはいえ課題もないわけではない。音質や動画の再生時のラグなど。これらは送り手受け手の、機材の充実や、授業手順の改善で乗り越えられるものと考えている。
【次の未来はリアル&リモート】
これからの世の中はリモートが当たり前になっていくことでしょう。
そこで来期(秋期からの)のスクールバーズでは新たな教室のデザインとして「リモート&リアル」を目指しています。
教室とネットどちらかではなく、併立して授業する。どちらでも自由に行き来できる先進的な学びのスタイルです。
超高速回線化や授業内容を新しいステージに適応すべくいまも準備を進めています。
今まで来れなかった遠方の方や、子育て中の方でもレッスンに参加できるようになります。またスタジオバーズでもカウンセリングではリモートを導入しています。
バーズの新しい時代への取り組みにご期待ください。