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2回目の山羊座満月(2024年7月21日)

 占星術の世界において、満月は「浄化」の時期だと言われていますね。

今回の満月は、先月に続き2回目の山羊座サインで起きる満月です。

 本格的な風の時代へ向かう前に、地の星座で2度も満月とは・・・

 宇宙のバランス感覚は上手く出来てるなあと感心してしまいます。

 山羊座満月(2回目)のホロスコープです。

山羊座満月(2024年7月21日)

ゆりかごで眠る赤子のように星からのサポートを受ける時期 


 今回は下半球にざっくりと星が散らばっています。

 また、クレイドル(ゆりかご)という特徴的な星の角度が印象的でもあります。
 
 全体的なメッセージとしては、

「星のベッドで揺られながら、未来に向かって不要な物を脱ぎ捨てる」

といったところでしょうか。

 いつも感じる事ですが、特に最近は大きな宇宙のエネルギーがちゃんと私達1人1人の成長をあたたかく見守ってくれている気がします。

 太陽は蟹座の最終度数(29度)、月もまた山羊座の最終度数(29度)で緊張の角度を形成しています(満月ですので月と太陽は向かい合わせです)。

 無意識や本音の領域を表す月は蟹座の守護星ですが、今回は真向いの山羊座にいるため、月本来のリラックス、癒しの感情を感じにくい時期かもしれません。

 月はまた、破壊と再生を表す冥王星とも接しているため、感情のブレがいつも以上に大きくなったり、これまで無意識だった自分の気持ちに気がついてショックをうける、といった経験もあるかも。

 けれど、大きな宇宙の流れで言えばこれは「浄化」のための大切なステップと思われます。そして、宇宙は浄化のあとの成長を促しているのです。

アセンダントは水瓶座

 アセンダント(東の地平線)は水瓶座7度にあり、これから約2週間(次の新月まで)のメインテーマを表していると考えます。

 今回のテーマは「俯瞰的な目線」「客観的に自分をみつめる」といったところでしょうか。

 山羊座の満月の影響で感情が揺さぶられる出来事があった場合には、この「客観的」「俯瞰的」という視点を大事にして欲しいと思います。

 今回は特に組織、グループなど集団に関係した問題が表に出やすいと思われますが、常に「組織の高い目標を達成するためには、この問題とどう向き合えばよいか」と考えると上手く解決できるでしょう。

 自分の感情を飛び越えて、組織やグループに貢献できる自分を意識することができると良いですね。

 また、満月は「今あるものに感謝する」という時期でもあります。

 特に蟹座に太陽が滞在する今は、あたりまえの毎日を過ごせていること自体が奇跡であることを再確認したい時です。

 一方で、今の自分の置かれている状況に感謝しつつも、山羊座的な視点である「社会のために何が出来るか」という問いも大切になってきます。

 太陽と月が滞在する蟹座と山羊座はともに活動宮のサインです。
 この活動宮を活用するためにも、ものごとに受け身になるのではなく、日々気がついたことは行動してみると運の巡りが良くなると思います。

 一方、逆行している天体が多い今の時期は、行動しても前に進まないとあせる気持ちも出やすいと思います。

 そのような時は「自分がどう社会に貢献したいのか」という視点で自分軸を今一度見つめ、不要な気持ちや考えは意識的に手放していくことをお勧めします。

おススメの植物


飾るなら・・アヤメ、ヒオウギ
      アヤメ科の植物は水瓶座、魚座に関連した植物です。
                     特にヒオウギは日本では古くから生け花の材料として使われ、 
                      京都の祇園祭が開かれるこの時期は厄除けとして各家庭で飾ら
                    れたとのことです。
食べるなら・・・クルミと生ハムのサラダ(きゅうり、レタス、キャベツ)
        エビのグリーンカレー
香りをたのしむなら・・ジャスミン、ゼラニウム、ラベンダー

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