蠍座新月(2024年11月1日)
今回の蠍座新月は11月1日。111が並びました。
このぞろ目「111」はエンジェルナンバーとも呼ばれ、「新しい挑戦」「スタート」などの意味をもつため、まさに新月にぴったりの日なのではないでしょうか。
蠍座は「本質を見抜く力」に優れていると言われています。
今回の蠍座新月では、自分自身の心の奥底で本島は何を欲しているのかを「見抜き」、それを行動しようと「決意」する重要な2週間になりそうです。
今回の蠍座新月のホロスコープです。
決意表明してみるのも吉
星はおおむね全体に散らばっています。
柔軟宮にも4つの天体(金星・木星・土星・海王星)が滞在している事より、引き続き私たちは社会の急激な変化にもなんとか対応できそうです。
一方で、今回は不動宮に太陽と月を含む4つの天体が入っています。
前回の満月(10月17日)からの2週間でいろいろな感情の揺さぶりを経験した方(浄化が出来たと思います)は、これからの自分の生き方や、なんらかの選択においてある程度の見通しがたった方も多いのではないでしょうか。
天王星が牡牛座の終盤の度数(25度)ですので、もしかしたら五感を通して「これだ!」とひらめいたりもあったかもしれませんね。
アセンダントは蟹座の26度。
蟹座は「保守的」「家族」「母性」などをキーワードとしていわゆる「身内や仲間」を守るために必死に働きます。
ただし、今回は次の星座である獅子座の影響や、アセンダントにピタリとくっついている火星の影響を受けています。
言うならば
「蟹座の安全基地を飛び出して、新しい世界を探検しに行く時が来た」
と言ったところでしょうか。
「蟹座の安全基地」とは、この場合は「家庭」であったり、「家」、もしくは自分がくつろげる居場所や安心感をくれる人、モノかもしれません。
すでにこういった「安全基地」を持っている方は、これからの2週間で勇気を出してその場所から飛び出す「準備」をしましょう。
あえて「準備」と書きました。
結果を出そうと慌てなくて良いのです。
本当に飛び出すのは来年の春以降、人によっては再来年以降になると思います。
ただ、この新月は新たな挑戦への第一歩として、まずはどこかで「決意表明」をすることをおススメします。
紙に書いても良し。
友達にメールしても良し。
お風呂で叫んでも良し。
何でもいいのです。
宇宙はきっと聞き届けてくれるはずです。
これまでなかなか行動に移せなかったタイプの人も、
「家族や仲間のために」
という蟹座的な感覚を持つ事で行動的になれる時期です。
ただ、火星と冥王星がタイトに向かい合わせの角度ですので、「やらなければ」という思いが強くなりすぎる可能性もあります。
そこはちょっと気をつけてくださいね。
チャレンジも吉
先程「準備」と書きましたが、その過程でいろいろな事にチャレンジしてみても大丈夫です。
というのも、それぞれの天体の配置がおおむね調和しているからです。
そして、直感力を上手く活用してみましょう。
行動が頭でっかちにならずにすみます。
私事ですが、最近娘の受験旅行に付き添いました。
旅行先ではあらかじめどこかの神社仏閣巡りを計画しておくのですが、今回はふとその予定を変更し、違うお寺に参拝することにしました。
結果として予想を超える素敵な体験ができ、その経験は「自分が本当にやりたい事が何か」を改めて思い出させてくれました。
直感を信じて良かったです。
あと、ひとつだけ。
木星と金星が180度の角度、そして金星は「遊び」をテーマとする5ハウスに滞在しています。浪費しやすいです。ご注意を。
おススメの植物
今回は太陽と月が蠍座、そしてその蠍座の支配星である火星と冥王星がタイトな角度を形成しています。
蠍座の「探求心」を利用して、とことん自分探しの旅に出てみましょう。
今回は主に蠍座サポ―トハーブをご紹介します。
食べるなら・・・ビザマルゲリータ、ジンジャエール
飾るなら・・・ドラセナ、紫や黒の花束
香りを楽しむなら・・・ブラックペパー、ゼラニウム、パチュリ