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水瓶座新月の星読み~イノリノハナ(2025年1月29日)

2025年最初の新月、そのホロスコープです。

水瓶座新月(2025年1月29日)

本格的な風の時代を見据えて具体的な目標設定を


冥王星が本格的に水瓶座に移行してから初めての水瓶座新月。

水瓶座のサインには今回、冥王星、水星、太陽、月の4天体が5ハウスのカプス(各ハウスのそれぞれの最初の区切り)に非常に接近しています。

また、アセンダント(天秤座6度)と太陽/月(水瓶座9度)、そして木星(双子座11度)が風のグランドトラインを形成しています。

何が言いたいかというと

今回の星達は

「いよいよ風の時代に向けて、自分のために具体的に動くよ~」


と私達にメッセージを送ってくれているのではないかと。

ただし、それは自発的というよりは、周りにせかされてといったイメージです。

というのも、右半球に全ての天体があることより、通常よりも周囲の影響を受けやすい時期だからです。

特に今回の太陽と月はちょうど5ハウスに接しているため、「自己創造」「自己実現」といったテーマと向きあう人も多いのではないでしょうか。

ぶれない「自分軸」

風の時代は変化が速く、これまでの常識も通じなくなる時代です。

実際、政治の世界や日常生活において、これまで予想もしなかった出来事がバンバン起こり、私たちの心を揺さぶり続けています。

けれど私を含め、星読みを学んでいる人達の多くはこの「風の時代」に照準を合わせ、これまでも「ぶれない自分軸」をどうにか構築しようとしてきたのではないでしょうか。

その「自分軸」は言い換えれば「のぞむ未来を創るための自己創造」なのだと思います。

ただ、まだまだその軸は不明瞭で地に足がついていない人も多いはず。

私自身、自分がそのことを一番感じています。

だからこそ

これからの2週間は

・自分にとっての「豊かさ」とは何か。

・その「豊かさ」を得る事をゴールとして、
 具体的に目標を立てる事ができるか。

・現実とゴールとの間を俯瞰的に見つめ、
 短期的な目標を加える事ができるか。

・たとえ周囲からの邪魔が入っても、
 新たな方法で目標達成する覚悟があるか。

といった事を考えて取り組んでみようと思います。

今回の新月は6ハウスにも多くの天体(土星、金星、海王星)そしてドラゴンヘッドが入っています。

そのため、仕事や組織の中で自分のやりたいことと、会社の要求の間で振り回される人も多いかもしれません。

また、火星と木星は逆行中ですので、「感情が揺れやすい」「思ったほど頑張りが結果につながらない」など気持ちのブレを感じやすいかも。

ただ、木星は2月4日から巡行するため、ゴールまでの短期目標をたて、焦らずコツコツと自分のすべきことを続けていきましょう。

NHK大河ドラマ「べらぼう」と風の時代の関係性

話は少しずれますが、みなさん、今年の大河ドラマ「べらぼう」をご存じでしょうか?

【大河ドラマべらぼう】第1回ダイジェスト「ありがた山の寒がらす」| NHK

まだドラマの序盤ではありますが、このドラマの主人公、蔦屋重三郎の性格や生き様はまさに「風の時代を生きる男」だと感じるのは私だけでしょうか?

水瓶座は「知的好奇心が旺盛で向学心があり、飲み込みの早さは抜群。物事を俯瞰でとらえ、大局から流れをつかむのが上手なタイプ」(p.73)と占星術では言われていますが、ドラマを見ると蔦重はこの水瓶座そのままのタイプなのです。

また、水瓶座の支配星は「天王星」であり、そのキーワードは「改革」「独創的」「革命」など。

時代にマッチした大河ドラマを企画する、メディアってすごいですね!

おススメの植物

今回はアセンダントにある天秤座の支配星「金星」に焦点をあててみました。

金星をサポートする植物は、職場などで上手くいかないことがあっても「自分の好きな事=自分軸」を忘れずに、毎日を豊かにする植物をご紹介します。

食べるなら・・・イチゴ大福
香りを楽しむなら・・・ローズ、ペパーミント
飾るなら・・・モンステラ

参考文献
(2020). ルネ・ヴァン・ダール研究所. 『基礎からわかる:西洋占星術の完全独習』.  日本文芸社.

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