機械学習による競馬の予測

 競馬はお金をかけ、勝利すればそれ相応の対価が得られるギャンブルというのが、競馬素人の私が考える印象である。競馬熟練者がどのような考えで馬券を購入しているかは、長年の経験とレース前のデータ収集にかかっていると愚考している。この経験は素人には無いため、何の手がかりも無く競馬を始めるとお金だけが無くなるため、初心者にはハードルが高い。経験を得るための種銭が無いし、そもそも勝てないと面白くない。

 しかしながら、機械学習はその経験を提供できる技術である。

 機械学習は大量のデータをパソコンに学習させ、隠れた法則性を発見する技術である。つまり、競馬に関する大量のデータがあれば、競馬初心者でも勝てる確率が上がるのである。

 私は、それを提供できる。

 主観データは完全に排除し、客観的な事実のみを使ったデータを用いる事で、競馬熟練者の長年の経験を再現するのである。

 そもそも、この経験というのが信用ならない。なんとなく前々回こういう成績だったから今回も勝つとか。阿呆である。人気だからこの馬に賭けよう。馬鹿である。まったく科学的・論理的ではない。2016年にもなって勘でお金をかけるのは、ただお金を溶かしているのと変わらない。論理的且つ客観的に得られたデータを解析し、事実に基づいた考察を行う事こそが競馬の醍醐味ではなかろうか。

 勘ではなく、理論に基づいた競馬。

 それが私の目指すものである。

 事実、機械学習による競馬の予測は注目されている。

http://stockedge.hatenablog.com/entry/2016/01/03/103428

上のURLの注目度は非常に高いので、同業の私も参戦した次第である。

 とりあえず、解析手法は決定木、ランダムフォレスト、サポートベクターマシーン(SVM)で行う。順次解析し、公開する予定である。

 解析結果はその価値に応じ、無料であったり、有料であったりする。ただし、高値は付かない。100円程度で良い。それを買うかどうかの判断は読者がすることであり、私ではない。解析結果は提示するが、それを解釈するのは読者である。もちろん、私の考察も提供するが、それが100%あっている訳では無い。私が行うのはあくまでもデータの提供であり、それを解釈するのは読者自身であることを忘れないでほしい。

 それでは、またお目にかかれることを期待する。8月末までに決定木の解析が終われば僥倖であると考えている。


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