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「鬼滅の刃」考察 ~はじめに~(32日目)
おはようございます、ちょっとした変態主婦・優樹祈です。
今日からは、前回記事で予告した「鬼滅の刃」について考察していこうと思います。
※この先の記事は物語をご存知ない方にとってはネタバレを含みます。未読・未見の方はご注意ください。
まずはじめに、鬼滅の刃をご存じないという方のために、軽くあらすじを。
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この通り、鬼VS人間(鬼殺隊)というシンプルな対立構造の中、さまざまな人間模様や美学、人としての信念のうつくしさなどが多様に描かれ、また、悪役である鬼にも鬼となった背景のドラマがあり、一言でいうと「人間の心について」深く考えさせられる作品ではないかな、と私個人は思っております。
その中で、私が考察として取り上げようとしているのは、具体的には鬼滅の刃に登場する「上弦の鬼(じょうげんのおに)」になります。
上弦の鬼とは、鬼滅の刃に登場するラスボス・鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)という鬼の配下となる上位六名の鬼の呼び名です。
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この通り、実際には陸(ろく)が二人いるため総勢七名ですが、入れ替わりなども途中で発生するため全部で九名とも言えます。
ちなみに、これからの考察で言及するのは入れ替わる前の上弦の鬼、上記七名についてです。
その七名の考察をおそらくやることになると思いますし、考察といっても私の場合は「=感想」でもあるので、それが考察に該当するのかどうかは記事を読まれた方々の感覚によるとは思いますが、もしご興味のある方がいらっしゃいましたら、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
鬼滅の刃は原作者・吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)さんによって、集英社の「週刊少年ジャンプ」で2016年11号から2020年24号まで連載され、その連載期間は約4年3ヶ月にわたります。
テレビアニメ化されてからは周知の通り、立志編に続く「劇場版 鬼滅の刃・無限列車編」で興行収入400億円を突破する大ヒットとなり、ギネス世界記録では「世界で最高興行収入の日本アニメ映画」というカテゴリーで、『千と千尋の神隠し』や『君の名は。』 を抜いて世界記録として登録されるなど、単に日本国内で社会現象を巻き起こすだけでは留まらない高い人気を誇っています。
現在は無限列車編に続く遊郭編、刀鍛冶の里編、柱稽古編までがTVアニメ化され、2025年には無限城編が劇場版として公開予定となっているなど、社会現象化してから原作が堂々完結したあとも、美麗なアニメでラストまで見届けたいファンが大勢おり、私自身もその一人です。
鬼舞辻無惨配下の鬼には「上弦」と「下弦」がおり、物語序盤(立志編)では主にレベルの低い鬼や下弦の鬼との戦いが描かれましたが、無限列車編で最後の下弦の鬼である魘夢(えんむ)が主人公・炭治郎(たんじろう)たちによって倒され、そこで初めて現れたのが上弦の参・猗窩座(あかざ)でした。
猗窩座と激しい戦闘を繰り広げ、その果てに命を落とすことになったのが皆さんご存知、あの煉獄さんというわけです。
そして、物語は遊郭編に入ります。
次回、第一回目の考察対象になるのは、そこで登場する上弦の陸(ろく)・妓夫太郎(ぎゅうたろう)と堕姫(だき)という鬼になります。
~続く~(続きは記事更新次第埋め込みを貼ります)
※余談:私が一番好きな鬼滅の刃のキャラクターは「継国縁壱(つぎくによりいち)」で、好きな鬼は……いません!
12/26 追記
記事更新しましたので埋め込み貼っておきます。