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Netflixガンダム、復讐のレクイエム考察、最終話におけるイリヤの後悔

 グフによってガンダムのコクピットが貫かれた時、イリヤは「なんてことを」てずっと呟いていたのを、最初はガンダムを倒したグフパイロットに対して言ってたと思ってたんだけど、何回か観直したり色々考えているうちに、自分に対する呟きなのかな、と思うようになった。
 イリヤはあの時もあの後も、一貫してグフのパイロットを非難しなかった。
 あれは自分が説得をしたばかりにガンダムパイロットの子供を死なせてしまった、という後悔の呟きなのかな、と。
 だからあの直前まで子供の元に帰ることを望んでいたイリヤが、ガンダムが倒れて以降は地球に残って戦わなければならない子どもたちを救う方にシフトしたんじゃないかと思う。


 それでも、自分は撤退するから見逃して、と言うのは分かるとしても、見逃したらまた攻撃してくるだろう!という問いに、そんなことはない、と断定するのはちょっと浅はかではなかったかと思う。
 そりゃ彼女とその仲間は攻撃してこないかもしれないけど、ジオン軍はそうはいかないでしょ。
 こういう細かいところが気になってしまう作品ではあるけど、ハリウッドのビッグバジェットな映画でもこういうことはあるし、個人的には大大大好きな作品です!
復讐のレクイエム

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