【UchuBiz連載第9回】地球生命圏まで拡がる糸川英夫の「創造性組織工学」
【UchuBiz連載第9回】日本はGAFAMが中心のデジタルビジネスで敗戦したと言われている。その理由の1つは、ほとんどのIT技術者が『人生がときめく片づけの魔法』の編集者と著者のように、世界中で売れるコンテンツをどう作るべきかという価値創造の仕事をしてこなかったことにある。顧客のはっきりしない要求を範囲を限定した要件に落とし込み、スケジュール通りに確実に実装することがIT技術者の目的だったとも言える。
システムエンジニア(SE)はその中心的な役割を果たしてきた。もともとは、複雑なシステム全体のライフサイクルを考慮し、要求定義から廃棄まで一貫したマネジメントを行う技術者をシステムズエンジニアと呼んでいたが、日本では「ズ」が取れて、システムエンジニアと呼ぶようになり、どこかでIT技術者=SEになってしまった経緯がある。
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Creative Organized Technology をグローバルなものに育てていきたいと思っています。