先週、ある方の紹介でJAHDS(人道目的の地雷除去支援の会)というタイとカンボジア国境でのプロジェクトを推進していたソーシャル・アントレプレナー富田洋氏にお会いした。
JAHDSプロジェクトは無事現地の組織に引継ぎ、すでに完了したプロジェクトだが、NHKの『プロジェクトX』でも取り上げられたプロジェクトだ。
何より、プロジェクトがきれいに完了し、現地に引き継がれたことがすばらしいことだ。
JAHDSはNPOという組織形態のプロジェクトだが、インドネシアのアサハンプロジェクトはアルミ精錬が目的の合弁株式会社形態のものだったそうだ。
(アサハンプロジェクトはプロジェクトファイナンスとして成功した事業のひとつだ)
その会話の中で海外でのプロジェクトにはいろいろなことがあるが、最近、いろいろなNPO/NGOの渡り鳥をする日本人の若者が増えているようだ。富田洋氏はこれを随分と問題視されていた。
Volunteerにはいろいろな意味があるが、ある程度の自分の基盤があることが前提にないと本来のボランティアにはなれないのだろう。