『引いて考えると使命分析』(2−2)インサイトとデプスインタビュー
次の図はインサイトからはじまり、使命分析に終わる使命分析のフローだが、使命分析の次のフェーズは「現状分析」となり、イノベーションを生み出す流れは続いていく。しかし、この使命分析のフローがうまくできないと、その後のフローからの成果は期待できないことは(2−1)目的と使命の関係で前述した。
使命を明らかにしようとすると、必ず顧客を明らかにする必然性が出てくる。たとえば『仕事を減らす』の顧客は自分の仕事を減らす訳だから自分になる。『国産ロケットの父 糸川英夫のイノベーション』