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婚活に「なんでもいい」はない。

先日YouTuberのエミリンちゃんが、婚活アドバイザーの植草美幸さんの結婚相談所に行っている動画を見ました。

エミリンちゃんは今年31歳、動画でも「結婚したい!」とよく言っていたのですが、植草さんから「どんな人がいいですか?」と聞かれても「なんでもいいです」とか「年収も見た目も年齢も気にしない」と言っていたんです。

それを見ながら、昔の私を見ているようだ…と思ったのでした。
(ちなみにエミリンちゃんは動画のお仕事として結婚相談所に行っていて、彼氏はいるようです!)




過去の私は「なんでもいい」とか「タイプとかない」と思っていたし言っていたんですけど、よくよく考えてみれば、生涯のパートナーがなんでもいいわけはないし誰でもいいなんてことないんですよね。

上下何歳でもいいと言っても加齢臭のするおじさんは嫌だし、見た目も100キロの太ってる人は想定してないですし、「夕飯何がいい?」と聞いて「なんでもいい」と答える男は「じゃあガムでも食っとけ」と思うのです。

清潔感もあってほしいし、タバコのポイ捨てするやつは無理だし、ソシャゲで借金のあるやつは論外だし(我が弟)、店員さんに態度悪いやつもお母さんのお腹からやり直してこいと思っている。

自分が「そんなの当たり前でしょ」と思うところがクリアしていてようやくの「なんでもいい」なのでした。





35歳を過ぎたあたりでいよいよ「私もしかして結婚できないのかも」と本気で思うように。

と言うのも、35歳以降の結婚率は5%という数字を見て、急に現実を突きつけられたのも事実。

とてつもなくやるせない気持ちになるのですが、35歳から高齢出産になり、やはり選ばれにくくなるのが現実なのです。

30代前半の頃は「35歳くらいまでに結婚できたらいいな」なんて考えていましたが、甘かった。

35歳になっても私は私で、寝てればいつか王子様が迎えに来てくれる白雪姫ではないということにようやっと気づいたのです。



今まで芝居のこと以外は本当にこだわりがなく、わりと「なんでもいい」と思って生きてきた節があり、食べるものも住むところも着るものも特にこだわりがなかった。

ただ、それはひとりだったからなんでもいいと感じていただけで、結局最終的には自分で決められていたからなんだろうなと思う。

誰かと人生を歩いていこうとした時や、一緒に人生の選択を決めないといけない時に、やっぱり自分の意見を持っておくことはかなり重要。

ちゃんと自分の意見を伝えたり価値観のすり合わせをするためには、まず自分がどうしたいか、どう思うのかを明確にしておくこと、そしてそれを自己開示できるのが大事なのだと思います。




その頃から紙のノートに思ったことや感じたことを書くようになっていて、そのノートを見ながら「これって理想が高いのかな?」と自信がなくなることもありました。

でも、私だってここまで頑張って生きてきたのだから胸張っていこう!と思い直したのです。


選ばれなければ、選びにいけばいい。

私はあなたがいいとちゃんと伝える。

そして私という人間を知ってもらう。


毎日文字を書き続け、きっと大丈夫だと励まし、自分が自分の応援団長になっていました。

いけいけゴーゴー!頑張れ私!
35歳以上の結婚率、5%上等!
私は私の手で必ず幸せを掴んでみせる!

そう書いていたのでした。



大きな35歳の壁、刻一刻と迫ってくる妊娠のリミット、私の価値ってなんだっけ?なんて考えては眠れなくなる夜もある。

でも私たちはきっと、どんなことがあっても自分の手で幸せなになる結末を作り出せるんだと思います。

「ほしいのはハッピーエンドじゃない、鍛え抜かれたハッピーマインドだ」

この大好きなセリフをこれからもポケットに忍ばせて生きていきたいです。



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