ヲタクによる梅田サイファーの紹介文
私立恵比寿中学の対バン企画「放課後ゲタ箱ロッケンロールHYPER」の対バン相手が発表されました。
9/4(月) 梅田サイファー
9/5(火) 礼賛
だいぶ攻め攻めなブッキングで楽しみですね〜
盟友同士みたいな対バンももちろんアツイですけど、こういう異種格闘技戦みたいな対バンもすごくワクワクします。
攻めたブッキングゆえに、X(旧Twitter)上では盛り上がってる人と二組ともわからないという人で二分されていた気がします。
私は梅田サイファーのライブに行ったことがあります。
コロナが流行りだす前、約4年前くらいにトラボルタカスタムのリリースライブを渋谷で拝見したことがあります。コロナの関係もあってそれ以降ライブには足を運べていませんが、オールナイトニッポンの単発特番やABEMAの番組、リリースはチェックしておりました。
簡単に言うとファンです。
皆さんにも梅田サイファーについて興味を持っていただき、ライブを最大限楽しんでほしいなと思い、今回noteを書いています。
自分なりのオススメする楽曲やポイントを交えて紹介できたらと思います。
リリック(歌詞)の中に、色々な作品からワードが引用されていたりします。
漫画やアニメ、映画などリリックを書いた本人の趣味嗜好が感じられて勝手に親近感が湧きます。
リリック中のそういう仕掛けに気づけるとかなり楽しいので、とりあえず聞いてみてほしいです。
そして、シンプルにラップが上手い集団なので深い事を考えずに聴いても楽しいです。
色々なタイプのラッパーがいるので、好みのラッパーを見つけて聴くのも楽しいかもですね。
私はKBDさん(マッド・デイモンと同じ誕生日)がイチオシです。
1.梅田サイファーとは
梅田駅前でサイファーをしていた集団がそのまま、グループとして発展していった形になります。
所属する多くのメンバーがMCバトルで好成績を残したことにより注目されるようになりました。
梅田サイファーでの活動以外にもメンバーそれぞれ個人での活動もしています。
メンバーにはCreepy Nutsでも活躍しているR-指定も所属しています。
2023年3月にはSMEからメジャーデビューをしており、実はエビ中と梅田サイファーはレーベルメイトなのです。
ラッパーにとっては営業妨害かもしれないが、メンバーそれぞれ何だが親しみやすく感じます。
メンバーのKennyDoesは元家電量販店店員とのことで、以前出演したオールナイトニッポン0ではリスナーに向けて家電紹介をしていました。
また、嬉しい事にエビ中ファミリーとのことでさらに親近感が湧きました。
音楽活動以外でもで仕事をしているメンバーもおり、有給が取れずにテレビに出演できなかったりしていました。
他にも親しみやすいエピソードはたくさんあるがここには書ききれないので割愛します。
2.楽曲紹介
トラボルタカスタム
アルバム「トラボルタカスタム」収録の表題曲。
梅田サイファーの代表曲かなと思う。
おそらくこの曲なら知ってるという人も多いのでは。
ファーストテイクでも披露されており、動画内でのR-指定の奇妙な動きがネットミーム化していることでも有名。
トラボルタカスタムはサタデー・ナイト・フィーバーのジョン・トラボルタみたいにラップやビートをカスタムしていこうというコンセプトから生まれた造語とのこと。
この曲で聴きどころは、テークエムのぶっ飛んだバースだと思います。
多分、ココですって指定しなくとも一聴すれば分かると思います。
ぶっ飛んでるなと思った、そのバースがテークエムです。
マジでハイ
この曲もトラボルタカスタムと並んで有名な代表曲。
クスリが無くたってハイになれるよ的なテーマな曲かと思います。
粉(コカイン)や葉っぱ(大麻)を想像させる慣用句と薬物を摂取する動作を組み合わせることで、シラフでぶっ飛べることを表現したリリックが秀逸。
ストリートファイターを知っている人にはピンとくるリリック。
めちゃくちゃ詳しい解説はここです↓
ちなみに私はストリートファイターではバルログを使います。
最後に好きなこの曲のリリックを紹介します。
ガチガチに固い韻とリリックのギャップがたまらんです。
アチィ
アツィがタイトルの通り、リリックに熱さや炎に関するワードが散りばめられています。
特にコペルのバースに注目
パッと見て気が付く人もいるのではないでしょうか。火にまつわるアニメ・漫画のワードがコレでもかってくらい散りばめられてます。
ポケモン、ヒロアカ、青の祓魔師、炎炎ノ消防隊、ワンピースなど…
こんだけワードを散りばめて歌詞の意味を通すのはえげつないです。
本人も解説しているので、詳しく知りたい方はこちらを見るのをオススメします↓
こちらのリリックは映画「冷たい熱帯魚」から
犯人が死体の骨を焼いて処理する時に、匂いを誤魔化すために骨に醤油をかけていたところから引用されてます。
事故物件サイト大島てるを見たことある方は分かると思います。燃えてます。
BLEACHの登場キャラ
梅田ナイトフィーバー19
個人的には一番好き。
Hook(サビ)がキャッチャーで初めての聴く人でも楽しみやすいかも。
MVは草野球チームの謎ストーリー。
R-指定の走り方が面白い。
この曲はファーストテイクの動画でも上がっているので、ライブの雰囲気が掴みやすいかもしれません。
そして、なんと言ってもリリックの包容力。
各バース、とても頼もしい言葉でリリックが綴られている。
絶対楽しませる、一緒に楽しもう、もっと良い景色見に行こうといったポジティブな言葉に溢れてる。
自分たちのスキルにも自信があるからこそ、ここまで言い切れるのでしょう。
彼らに身を委ねれば絶対に楽しませてもらえるという安心感さえ感じます。
まとめ
ここまで長々と、梅田サイファーについて紹介させていただきましたが、私が紹介するまでもなく最高なはずなので安心してください。
ただ、ラップに苦手意識がある方や先入観がある方にとって、興味を持つきっかけ、楽しむきっかけになればと思います。
では!
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