【宝塚の経営戦略から学ぶ】企業Vtuberは広告塔ポジションが最強説。
はい、何の変哲もない16歳です。
今年のVtuber界隈ではVtuberさんたちの不祥事が目立ちましたね。
「もうVtuber界はおしまいだ~」と絶望しているVの者や、この市場に成長が見込めず、失望されている企業の方々も多いかと思います。僕もその中の一人です。
そんなネガティブな気分にひたっている中、こちらの本を見つけました。
タカラヅカ歌劇団の元プロデューサーの方が書かれた本なのですが、読むとかしこくなった気分になります。
かしこくなった「気分」のままでもいいのですが、せっかくなので、この記事では、あなたと一緒に、企業Vtuberとして稼ぐには、「一体どう立ち回っていけばよいのか?」を「タカラヅカ歌劇団のビジネスモデル」を参考に、考えていきます。
結論からいいますと、企業Vtuberよ、広告塔であれ!
1、タカラヅカってなんぞや?
「そもそも宝塚って誰?」という人にザックリとご説明いたしますと、
・1914年の大正時代から「100年」続いている。
(2014年で100周年を迎えたそうです)
・未婚の女性だけで構成される超ニッチな劇団。
・女性が男を演じます。
このように、変化の激しいエンタメ業界の中、特殊なポジションで、100年間も続いているスゴイ歌劇団でございます。
2、タカラヅカはチラシだった。
なぜこういった結論に至ったかといいますと、2つの理由がありまして。
1つは、タカラヅカもかつては広告塔として運営されていたからです。
まず、タカラヅカは阪急電鉄が運営している事業であり、阪急電鉄の本業は鉄道事業でした。(今ではタカラヅカ歌劇団もひとつの大切な収入源になっていますが)
したがって、初期のタカラヅカは本業である鉄道への勧誘を目的にしており、公演による収入よりも、公演回数をバンバン稼ぐ方針だったようです。
また、その公演で出た赤字も、広告費の一部として扱われていたそうなんですね。
3、地固めがすごくない。
2つ目の理由は、「Vtuberのマネタイズ方法が確立されていない」からです。
Vの者が流行してから、まだ2年ほどしか経っていないので、あたりまえではありますが、成功事例があまりにも少ないと感じる人もいるようです。
まだこの業界はどうなっていくのかわからず、「これ一本で稼ぐぞ!!」と意気込むのはリスクが高すぎるので、
長期的な目線で見ていくといいかもしれません。
社会保険労務士Vtuber、ダンディー・ジョージさんの考察動画のコメント欄にも、こういったコメントがありました。
既存企業の広報?としてのVTuberさんは安心して見ていられます。
企業そのものがしっかりしているんでしょうね。
上記のような企業はメイン事業が別にあるので、VTuberで利益をあげる必要性も薄いのでしょう。あくまで広報。
一方でVTuberをメイン事業としている企業は利益を出すために、色々試行錯誤しているのでしょうが、あまり良い印象はありません。
運営も演者も未熟な感じがします。
この方の動画、とてもためになるのでぜひ見て行ってください!
4、まとめ
・ニッチなエンターテイメント市場で100年も続いているタカラヅカ歌劇団、実はかつて「広報目的の事業」だった。
・Vtuber業界は不安定でまだあまり確立されていない。
したがって、長期的な目線で、もしくは、リスクの低い広告塔ポジションとして運営していこう!
「【宝塚の経営戦略から学ぶ】Vtuberグループの必勝法」みたいな感じで連載していこうかな~ 失 踪 し そ う
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