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All-Star for "Ohtani-san"

The Midsummer Classic

 7月13日(日本時間14日)。コロラド・ロッキーズのホーム、クアーズフィールドで行われるミッドサマー・クラシック…2021年MLBオールスターゲーム

 1カ月前に想像(妄想?)した通り――

 エンゼルスの大谷翔平も、パドレスのダルビッシュ有も、さらにマリナーズから菊池雄星も選出された。大谷はホームランダービーにも出場することに加え、投打両方でプレーすることも明らかになった。

 ダルビッシュと大谷の初対決がオールスターの舞台で、もしかしたら1番にラインナップされた大谷に先発登板するダルビッシュが第1球…なんて場面で実現するかもしれない。そんな想像(妄想?)までしていが、ダルビッシュは故障で出場できなくなった。

 防御率が1.08。一時は0.50(!)という驚異的数値に達し、ダルビッシュよりもっとスゴいピッチングを見せていた、メッツの剛腕ジェイコブ・デグロームとの対戦もあるかと楽しみにしていたが、それも、デグロームの辞退によって見られないことになってしまった。

All-Star Week

 そんなこんな、辞退表明した選手が計10人にもなったのは残念だけど、メジャートップのホームランを打っている大谷翔平は、オールスターの大舞台でも投打両方でプレーする。

 見る側にとっても《HEARTTHROB》な初体験、どんな《SHO-TIME》を堪能できるのか楽しみだ。

 当日どういう準備・調整をするのか、まだわからない。

 ピッチャーとしては先発ではなく、やはりDHで出て2打席ないし3打席立ったあと、1イニング登板というのが現実的な《TWO-WAY》起用か…と思っているのは1カ月前と同じ。

 ゲーム前の選手紹介セレモニーのとき、先発ピッチャーはブルペンで準備中のことが多い。野手(DH)で先発なら、他のスターターたちとライン上に並んで絵にもなるだろうし、少し緩んだ雰囲気になる中盤から終盤にさしかかったところで大谷がこんどはマウンドへ、となれば進行上いいアクセントにもなるだろう――とも思うからだけど、どんな起用になるんだろか。

 2番DHで出場したシアトルでのマリナーズ戦、大谷は4打数2安打。エンゼルスも3連戦3連敗は回避し、何とか1つ勝ち越して前半戦を終えた。

 恒例のフューチャーズゲームはその前に終わり、ドラフトは…まだ真っ最中か。次はあしたのホームランダービー、というAll-Star Week。

 コロラド州デンバー、行きたい……

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