ダルビッシュ、次点
シーズンオフ
ワールドシリーズが終わって一息ついたあと、順々に発表されるシーズンの表彰選手。シルバースラッガーやゴールドグラブ、新人王に最優秀監督にサイヤング賞、そしてMVP――
今季特に気になるというか注目していたのが、サイヤング賞だった。
アメリカンリーグはミネソタ・ツインズの前田健太、ナショナルリーグはシカゴ・カブスのダルビッシュ有が、最終候補の3人にそれぞれ選出されていた。
ア・リーグは"Unanimous Decision"で、クリーブランド・インディアンズのシェーン・ビーバーに決定。2位票を最も多く獲得し、92ポイントで"次点"におさまったのは、マエケンだった。
ナ・リーグは、ダルビッシュも可能性大と思っていたたけれど…
11日(日本時間12日)にアナウンスされた結果はダルビッシュではなく、同様に本命視されていた、シンシナティ・レッズのトレバー・バウアー。BBWAAに出た投票結果(▲)を見ると、30人中27人がバウアーを1位に推し、あとの3人もダルビッシュと、1位票が入ったのは2人のみだった。
ツートップ
このとき気にしたように、ダルビッシュの防御率が1点台になっていたとしても、大差ない投票結果になっただろうか。
バウアーとダルビッシュで1位-2位を組み合わせているのは、28人。獲る可能性が高いと思っていた分、ダルビッシュの1位票の少なさはちょっと意外だった。バウアーに決まるとしても、もう少し僅差になる…という想像は希望的すぎたか(笑)。
惜しかったなという思いのほかに、個人的に気になったというか目に留まってしまったのは、1人だけ、ダルビッシュの名前を書いていない記者がいたことか(ア・リーグで前田の名前を書いていないのは2人)。
これも予想外と思えたことの一つといえるか。いや、単なる"選手表彰あるある"の一つか…どっちでもいいか :-)
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