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川崎球場

 2000(平成12)年3月。スポニチ大会を見に行ったのは、クローズ直前の川崎球場。

 人工芝が敷かれ、スコアボードも電光になり、この12年前の1988(昭和63)年、あの《10.19》で見た光景とは、昼間だったこともあり色合いも雰囲気も違って見えた。

 その昔、王貞治が初めて一本足打法を披露したり、張本勲がホームランで3000安打目をキメたり、三冠王に3度輝いた落合博満も長くプレーしていたりetc. etc. 《10.19》以外でも、たくさんのプロ野球選手が活躍した場所なのだけれども――

 特にロッテ(オリオンズ時代)の本拠地で不人気だった1980年代は、ガラガラのスタンドではそうめん流しをしていたとか、マージャン卓を囲む人がいたとか、男女が××してる? こともあったらしいとか、個人的には「珍プレー・好プレー」の舞台としての印象も強く残る球場だった。


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