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男女論、オワコン。
【赤いきつねの変】は、わかりやすい転換点として歴史の教科書に載ってもいいと思う。
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上記ポストをはじめとする当該メーカーへの非難、それに伴う被害者しぐさとキャンセルカルチャー。
どこをとっても、女を客体化している!と叫ぶその口で『女』を商売道具にする、女性至上主義者たちの惨めな有り様がぎゅっと詰まっていた。
*
本来、優秀な女性に女子枠は無用の長物だった。
女性が優秀なら、クォーター制こそが女性差別だと声を上げることができたはずだった。
夫に家事育児をさせたいなら交渉すればよかった。
ストッキングなんて履かなければいいし、痴漢対策には同じ車両に乗り込む女性同士で声をかけあえばよかった。できることなんていくらでもあった。
『生きづらい社会』に変化を求めるより、女である私たちがまず変わるべきだったのだ。
生物が進化するには、逆境が必要不可欠だから。
女はずっと、強くなれるチャンスを見過してきた。
社会に、社会の上に立つ多くの男たちに、結局は包摂されないと生きていけない。そんな凡人が『女』であるというだけで自分は優れていると錯覚した。
黒と言えば、白は黒になった。
男尊女卑社会の懐の深さ、に甘えていた。
このような、進化しそこねた女たちにとっての延命措置が【男女論】だった。
当然の話だが、延命に持続可能性はない。つまり、フェミニズムはとっくに死んでいるってこと。
何が正しいとか間違ってるかなんてどうでもいい。道徳や倫理や人権感覚なんて、そのときのトップが勝手に決める、くだらないトレンドでしかない。
男女問題を【外交問題】と捉えてみればわかる。
女だけの国が、男だけの国に「お前たちは時代遅れだ」と腐す。「トレンドに乗れない異端者は排斥するべきだ」と一方的な要求を突きつける。
男側からしてみれば、これは立派な侵略だ。
平和な解決を試みても、そもそも会話が通じない。
このままでは植民地化待ったなし。
自国を守るためにできることは一つしかない。
*
『女』には武力がない。
ご覧のように、外交能力も皆無だ。
唯一持ちうる特殊スキル(妊孕力)は望んで捨てた。
何もない。何もできない。
平和な時代が永すぎて、忘れてしまった。
バカの一つ覚えのように泣けばよかったから。
誰かが助けてくれるはずだったから。
助けてくれたのは誰だったっけ?
延命措置は、してくれる人がいなくなれば終わり。
生きづらいどころか『生きられない社会』が来る。
断末魔の叫びすら、誰にも聞いてもらえない。
なんて素晴らしい逆境!