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#1「青帯の試合でいくつ技を掛けたら勝てますか?」
ある朝、トイレに入っていると柔術のグループLINEに
話はかわりますが、先生5分の試合に対して、確実な技を含め、フエィントも含め、何回、青帯の試合で掛けたら、掛けたら試合に勝てますか。
柔術の生徒さんのNさんからの質問、要約するとタイトルのように
「青帯の試合でいくつ技を掛けたら勝てますか?」
と言うことだろう。
僕は、戸惑いながらも熟考しないまま、普段のトイレの1.5倍くらいの時間で、思いつくままアウトプットした。
答えになってるかわからないですが、クローズドガードを割ってパスする方法を5パターン、スパイダーの外し方5つ、確実に同レベルをスイープできる技2〜3個、絶対にパスされない体操の習得(7つ+1つの考え方)
、バック逃げ2つ。三角と腕十字、十字絞めの逃げ方各1個
このくらいで勝てると思います。
あと確実な引き込み2つですね、とりあえず。
それで負けたら、相手は青帯ではないレベルです。運が悪かったということです。
トイレの時間でこれだけ出てきた。
10数年のキャリアならこれくらいは答えられるだろう、たぶん。
でも後で見てみると、この文章のズルさに気づく。
「クローズドガードを割ってパス」というのは、
クローズドガードを割って、次に待ち受けるガード(=スパイダー、ハーフ、フックetc)
を的確に処理してパスガードを完了しなくてはいけない。
ずるい文章だ。
でもこれは、わかりやすくするためには必要であり、要点を圧縮したものと捉えてもらえれば良い。
よしやるか。
青帯のNさんに向けて僕の柔術を表現してみます。
青帯のNさんに向けるわけだから、白帯でも紫、茶帯でもない、黒帯の先輩でもない青帯だ。
Nさんに向けているけども、他の多くの青帯の方が読んでも、それ以上の高帯、指導者が読んでも気づきや閃く機会になってもらえたら良い。
ちなみに
白帯向けだったら、怪我をしないような練習の仕方を中心に書きたい。
紫帯だったら技のコンビネーションみたいなところ。
茶帯だったら足関節とアドバンテージで勝つこと
黒帯の先輩向けだったら、「今」何に注目しているか
そんなところだろう。(ざっくりで申し訳ない)
青帯だったら優先順位の高い技を覚えて、確実にポイントを獲って勝つ。
さぁいつまで続くかわからないけど、連載してみようと思います。
今日はここまで、
ではまた