アーティスト紹介#3 Pretty Girls Make Graves
こんにちは.
ご覧いただきありがとうございます。
今回は、Pretty Girks Make Gravesというバンドについて紹介させていただきたいと思います。
2004年のライブ映像です。
概要
Pretty Girks Make Gravesはアメリカ合衆国シアトル出身の6人組ハードコアバンドで、2001年から活動を開始し、2007年に解散しました。
ちなみに、バンド名のPretty Girks Make Gravesは、イギリスの伝説的バンドである The Smithsの楽曲、 "Pretty Girks Make Graves"からとっているようです。
主要メンバーは
ボーカルのAndrea Zollo
ベース兼ボーカルのDerek Fudesco
ギター兼ボーカルの Jason Crowe Clark
ドラムのNick Dewitt
になります。
また、
ギターのNathan Thelenが2001年から2004年まで、
キーボードのLeona Marrsが2004年から解散まで在籍していました。
経歴
Pretty Girks Make Gravesは、2001年にワシントン州シアトルで結成されました。また、同年にはデビュー作となるEPをリリースしています。
翌年の2002年には デビューアルバムとなる"Good Health"をルックアウトレコードからリリースしました。
続いて2003年には2枚目のアルバムとなる "The New Romance"をマタドールレコードからリリースしました。
ちなみにこの時期にはBloc PartyやFranz Ferdinandといったバンドとツアーを行っていたそうです。
さらに2006年には3枚目のアルバムとなる"Elan Vital"をマタドールレコードからリリースしました。
このように21世紀の始まりから活動を続けてきたPretty Girls Make Gravesですが、2007年にドラマーのNick Dewittがバンドを脱退したことをきっかけに、地元シアトルでのライブを最後として解散しました。
解散後もそれぞれのメンバーは音楽活動を続けているようです。
魅力
Pretty Girks Make Gravesの最大の特徴であり魅力は、そのエネルギッシュでパワフルなサウンドだと思います。
激しいギターの中で、Andrea Zollo、Derek Fudesco、Jason Crowe Clarkのそれぞれが力強く意思の篭ったボーカルを響かせ、これらをベースとドラムのリズム楽器が支えています。
彼らの音楽性はアメリカンオルタナティブの重鎮であるSonic Youthや、ハードコアバンドのFugaziの影響を受けているように思えます。
しかしながらただそれらのアーティストの音楽性をなぞっているだけではなく、キーボードの追加したり、曲中でのダイナミクスを際立たせ足りすることで、よりサウンドに広がりを見せています。
また、前期の作品ではゴシックな要素が、後期(主に3枚目のアルバム)の作品ではエモの要素が多分に加えられているのがわかります。
このようにPretty Girks Make Gravesはハードコアを核としながらも、それに独自の解釈・要素を追加することでその独特な音楽性を作り出していると思います。
アルバム紹介
"Good Health"
デビューアルバムである"Good Health"です。ハードコアな激しさが前面に出された作品となっています。
"The New Romance"
セカンドアルバムである"The New Romance"です。前作の激しさを残しながらも、ある意味での思慮深さを魅せる一作となっています。
"Élan Vital"
サードアルバムであり最後のアルバムとなった"Elan Vital"です。全2作と比べるとポップ・エモな作風となっています。
おすすめの曲
"Spealers Push the Air"
"The Nwe Romance"
"All Medicated Geniuses"
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事を読んでPretty Girl Make Gravesに興味を持っていただければ幸いです。
それではご覧いただきありがとうございました。
ぜひ次回もお越しください。
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