観測者異常生態課 アイリス 設定
■基本設定
氏名:アイリス
年齢:14歳
種族:獣人
所属:異常生態課
出身:生まれは下層、育ちは中層
■経歴詳細
自称・元暗殺者を名乗っている少女。
事前調査を行っているが、そのすべてが失敗しているため局内でも真偽は不明である。性格は子供っぽく悪戯することもしばしばあるが、根はいい子なのでいうことは聞いてくれる。普段はラボ含めよく出歩くアクティブな性格でもあり、後述の能力から下層・中層・上層を行き来している。
■能力
身体能力は暗殺者を自称しているだけあって、とても高く
4m程度であれば瞬時に懐に入る瞬発力とジャンプ力を持っている。
動体視力も高く、弓矢程度であれば避けて、斬ることができる。さながら空想上の忍者である。
「存在迷彩(ステルス)」
アイリスの持つ特殊な体質による能力の総称。
存在感を薄めることで認識されなくなる。決して見えなくなるわけではなく
”気にされなくなる”。そのため目の前で能力を使うと、消えたように感じるのではなく、一瞬消えたことに気づかないという感じである。
また、能力の応用で自身に関する相手の記憶を消すことができたり、
相手に映る自身の姿の記憶を消すことで動きを止めたりできる。
カメラやセンサーには検知されるが、それでも人や動物は認識することができないため、観測業務において安全に潜入や調査を行っている。
■(裏)経歴情報
元々は下層で生まれていて孤児だった。前述の体質により周りに気づいてもらえずひとりぼっちだったところ、ある人物に拾われ中層で暮らし始める。アイリスはその人物に懐き、恩を返すためその人物の仕事である「暗殺」を持ち前の能力で手伝うようになる。また、暗殺の業務につくにあたって、掟として「ターゲット以外に危害は加えてはいけない」と徹底的に教え込まれた。
しばらく平和に過ごしていたが、ある日暗殺依頼を終えて戻ったところ、相棒である人物が襲撃されて瀕死になっているのを発見する。
アイリスは悲しみ自身の能力の本来の力で全てを投げ捨てようと思ったところ、相棒の能力でその大部分を封じられ、「アイリスには生きてほしい。大丈夫、きっと君を見てくれる人が見つかる」と伝えられる。アイリスはその言葉を受け入れ、その場を後にする。
その後、一人ヴィルーパをさまよっていたが、観測者の情報を知り、
「ここなら自分を観測してくれるかもしれない。自分を観てくれるかもしれない」と希望を持ち、アイリスはその地に向かっていった。
■備考
「存在迷彩(ステルス)」による暗殺業務と上記思想により、ヴィルーパ全域でターゲットのみピンポイントで暗殺されているため、裏社会では謎の事件として情報が回っている。(なお目撃者はいないためまさに謎のままである)
基本的に家族を殺された遺族個人の依頼が多いため、ターゲットは
下層の暴力団体のリーダーだったり、上層の闇業者のボスが対象だった。
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