フェーズドアレイキャノンの設定から想像していく

ガンダムルブリスウルとソーンに搭載された背中の背負い物、1クールではパーメットスコアを4に上げてアンチドートから逃れる際に使用されたが、プラモデルの説明書にて名前と設定が一部公開された

それによると名前は「フェーズドアレイキャノン」といい、アンチドートを破るための装備ではなく武器だったと判明
指向性が高く出力も高いビームで範囲攻撃ができるとのこと、この際「ガンドフォーマットと連携して」直感的に扱える、という一文が

更には高パーメットスコアでアンロックされる別機能まであると
以下考察とも言えないくらいの想像を書き連ねていく

高パーメットスコアは6ではないか?

何故そう思うのか?本編主人公であるスレッタにはパーメットリンクの「あざ」が浮かばないため、プロローグの重要人物だったエリクトに浮かんだ「青いあざ」の秘密について何一つ迫れていない現状がある
ここに対してアプローチできるのが、現在の所ガンダムに乗り、パーメットスコアを上げてあざを浮かばせたり消したりできるソフィとノレアしかいない

エラン5号も強化人士なので可能かもしれないが、エアリアルもシェルユニットが青く光るスコア6は非常に危険な領域のため、前任だった4号がスコア4で自滅したことを考えると、スコア6の使用にそこまで耐えられる気がしない

もう一つ「それが効くのはスコア3までだよ」とアンチドートの性質まで見抜いたソフィたちの方が、パーメットスコアの謎について解説するには適切という点がある
プロスペラが解説しない限りは、あの二人の言動で示すしか手がない

フェーズドアレイキャノンはレーダーやソナー代わり?

フェーズドアレイというのは、レーダーや金属の溶接部位を検査するためなどに使われる実在の技術
電子ビームと位相技術ということで、どうやら光と超音波による技術…らしいとは思ったが、正直難しくてお手上げ

光と波を利用するということなら、これまた量子力学の「粒子と波」という二つの性質を持っている点との相似がある技術。ことによってはフェーズドアレイキャノンで使われるのは、現実と違ってパーメット粒子の可能性すらある

で、この探査にレーザーを使う部分、このレーザーの出力と指向性を高めて攻撃に転用するのがフェーズドアレイキャノンだろうか、と思ったわけです

それと同時に、本来レーダーとして「探査」する性質が、エアリアルが9話でスコア6に到達して以来見せる「人や物の状況を探り当てる」性質を彷彿とさせる。高パーメットリンクで解放される別な機能とは、エアリアルのスコア6に相当する探査その他の機能ではないか

フェーズドアレイキャノンはガンビットの代わり?

そして同時に、フェーズドアレイキャノンは範囲攻撃が可能であり、狙った場所にレーザーを撃ち込める武器でもある
これは、複数が飛んで位置を変えながら狙った場所に攻撃できる、エアリアルらの持つガンビットの代わりとなれる性能でもある

むしろ移動速度が遅く、制御する際に本体がまともに動けないファラクトのビット「コラキ」に比べると、本体背部から発射されると場所こそ固定されるものの、スタン攻撃でもなく、2つに分離したビットの間をビームが通るという、点ではなく線、或いは面でゆっくり迫るしかないため動きと範囲を見透かされやすいコラキよりも有用な面もあると思われる

ビットへの対抗手段だというなら、指向性のレーザーは恐らくホーミング式の「曲がる」レーザーではないかと思う。いつでも自由自在に曲がるのかまではわからないけど、背負っている場所と上向きに展開することから、上方に向けて発射されたレーザーが弧を描いて地面の方へ向かうような
というか、それくらいの機能がないと対抗手段にならない気がする

フェーズドアレイキャノンはデータストームのアース?

スコアを上げた最初こそかなり苦しみながらも、ソフィはパーメットスコア4で戦い、プロローグのナディムや6話の4号のように自滅する様子が見られなかった
そしてそのスコア4への上昇時に、ルブリスウルの背中のフェーズドアレイキャノンは展開した、攻撃をするでもないのに

このことから、パーメットスコアを上げて人体に流入するデータストームの「呪い」を、フェーズドアレイキャノンを介することである程度の緩和を行える機能が備わっているのではないか、と見た

だからこそスコア4にも耐えられたし、であるならそれ以上の高スコアにも耐えることができるんじゃないか、例えば6とか

ガンドフォーマットによる直感的な使用とは?

ガンドフォーマットを介すことにより、パイロットが「直観的に」使えるとあるが、そもそもがレーダーだと考えると全体を探査できるわけで、直感性の使用場所がよくわからないな、と思った

が、例えばパーメットに反応して敵を検知するとして、それが敵か味方か識別するのは、パーメット識別コードで照会するから機体に任せられるとしても、見つけ出し照準した敵のうち任意の相手だけ攻撃する、という細かい指定などは思考により処理するガンドフォーマット向きだ

というのが現状こうじゃないか?と想像するフェーズドアレイキャノンの性能と、それによる展開の予想の一部
そんでもって、もしソフィらがスコア6に到達するのであれば、エアリアルの方もそれに対抗する形でその上のスコアに到達するのではないか

以前超弦理論からスコアは11まで上がるのでは、と予想したけど、そこは最終段階だと思うので、出すなら最後の戦闘でだと思う。のでウルやソーンとの戦いでは、多分その手前で刻んでくるんじゃないかな

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