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DIALOGUE+の「この曲」が特にすごいって話

こんにちはふうがです、趣味はアニメ鑑賞、ダンスです。
DIALOGUE+について考えました
(たいして知識ナシナシなのに主観と偏見アリアリなので鼻で笑って下さい)


●基本情報
DIALOGUE+は2019年6月24日に結成された8人組女性声優ユニットです。
ただぶっちゃけ僕もあんまり知りません、顔と名前が一致しないくらい知りませんが最近楽曲に惹かれましたので主に曲について書きます。

ユニット名の語源は英語で「対話」、音楽プロデューサーはUNISON SQUARE GARDENの田淵智也さんです。

盛り上がるアニメタイアップ曲も多く音楽面は注目されることも多いので、今回はメッセージ性の高い曲やグループの目標に注目しました。

◯「好きだよ、好き。」

「好きだよ、好き。」は2020年4月8日に発売した1st mini Album「DREAMY-LOGUE」の2曲目に収録された楽曲。編曲はfhánaの佐藤純一さん
デビューして1年未満で発売されたこのアルバムは、フレッシュな楽曲が多くこの曲もその一つです。

等身大の歌詞でファンの背中を押してくれるような楽曲なのかなって最初聞いたとき思ったんですが、1番サビが「君が僕を嫌いになる時は 僕が夢を捨ててしまう時だ」で始まります。
デビューしてすぐ、活動が終わる時のことを一番盛り上がる部分でわざわざ歌うのはファンでなくともドキッとします。
生半可な覚悟じゃ出来ないだろうし、人によっては苦手な歌詞かもしれないですが、強い言葉を使ってるからこそアーティストからファンへの愛情が強く伝わると僕は思いました。DIALOGUE+を知らない人たちでもこれがフックになり興味を持つこともあるのでは?
これを歌わせれるくらい田淵智也さん含む製作陣の気合いと自信があるんだなとも思いました。

◯「あたりまえだから」

2020年6月17日発売されたこのシングルは同年4月に本格的に猛威を振るい始めたコロナの影響でオンラインで制作された楽曲です。編曲は広川恵一さん
正直コロナが流行ってからこういったコンセプトの楽曲は沢山作られたと思いますが、DIALOGUE+は活動が始まってすぐにコロナが流行ったといっても過言ではなく、事実としてこの段階では1年も活動をしていません。
1stライブはオンライン公演や延期の末中止になるなど、客前でのパフォーマンスは同年1月18日に行われたDIALOGUE+JAMや2019年のアニサマなど片手で数えれるほどしかありません。

この楽曲はファンとの距離感や塞ぎ込んでしまう人達へのエールを真っ直ぐ歌っていますが、個人的にはDIALOGUE+の方がファンより将来に対して不安もあるだろうしキツいことも多い中エールを送れるのがかっこいいなと思います。

普通に活動できていないチームだからこそシンプルな歌詞やアレンジが重く意味を持ち、パフォーマンスが難しい情勢の中ファンとの「対話」を諦めない意志を感じました。

◯「Sincere Grace」

2021年9月1日に発売された1stアルバム「DIALOGUE+1」の1曲目収録された楽曲。このアルバムはコロナ禍で全国4カ所を回るツアーに向けて制作されました。

そのアルバムの初陣を飾るこの楽曲のサウンドは限りなく広い空間をとにかくズンズンと前へ進んでいる感じが3年目に入ってなお歩みを止めないチームを表しているようでグッときます。
ポジティブでキラキラした歌詞で所々語尾が強くなるのも意志の固さを感じます。
活動し辛いはずのこの現状に対して「今が宝物」と歌えるのも素敵。

メンバー曰く、田淵智也さんに謙虚さを忘れてはいけないとよく言われてきたそうです。そんなチームが出すアルバムがSincere Grace、直訳だと「誠実な恵み」で始まるのも粋で良い。
個人的にDIALOGUE+の目標は、わかりやすく大きなステージやツアーではなく(もちろんそれもあるかもだけど)今活動することなのかなと思わせられる楽曲でした。

このアルバム自体、無駄な曲が1つもなく完成度がめちゃくちゃ高いと思うので一度聞いて見て欲しいです

以上!

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